【フェア】田原桂一「Polaroid & Torse」

写真
STARBUCKS前展示スペース 2017年09月29日(金) - 10月22日(日)
この度、銀座 蔦屋書店では今年急逝された写真家・田原桂一の貴重な作品展を行います。
今回の展示では、田原の代表作である「Polaroid」と「Torse」を展示致します。また、田原の作品集や展示作品も特別に販売致します。

「Polaroid」はインスタントカメラ「ポラロイド」で撮影した写真を田原自身がスクラッチ等の加工を行った作品で、ポラロイドで撮影したものとは思えないほどの巧みに光を捉えた美しい作品です。「Torse」は彫刻や壁画など石の彫刻作品を撮影し、再度石にプリントするというコンセプチュアルなアート作品となっています。

写真を愛し、究極の光を求め続けた田原ならではの作品を是非ご高覧ください。
 
 
【プロフィール】
田原 桂一
1951年 京都府生まれ。
写真家である祖父の影響から、中学時代に写真の技術を習得。照明と映像を担当し参加した劇団のヨーロッパ公演に同行し1971年渡仏。そこで出会ったヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受けパリにとどまり写真家として活動を始める。1973年から最初のシリーズ「都市」(1973-1974)、「窓」(1973-1981)の制作を開始。パリ国立図書館を始めとする展覧会にて作品を発表し、衝撃的なデビューを飾った。その後、「顔貌」(1978-1987)、「エクラ」(1979-1983)、「ポラロイド」(1984年)などのシリーズを発表。アムステルダム市立美術館、ポンピドゥー国立現代美術館、フランス国立写真センター、ベルギー国立美術館など、フランス国内外の展覧会で発表し、世界的な評価を定着させた。
また、《光》を探究する延長で彫刻や建築とのコラボレーションを行い光の表現領域を拡大。またブランディングコンサルタントとして主にダンヒル、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど数多くの広告、企画を手掛けた。2004年に東京都庭園美術館で回顧展『田原桂一 光の彫刻』を開催。近年の主な活動にパリ・ヨーロッパ写真美術館での回顧展『SCULPTEUR DE LUMIÈRE 展』(2014)、チェコ・プラハ国立美術館でダンサー 田中泯を撮影した作品群からなる『Photosynthesis1978-1980』(2017)また現在、原美術館にて同シリーズ日本初公開となる『田原桂一「光合成」with 田中泯』が9月9日から12月24日まで長期にわたり開催中。2017年没。
http://www.keiichi-tahara.com/
 
<主な受賞歴>
アルル国際写真フェスティバル大賞 (1977年、フランス)
フランス写真批評家賞 (1978年、フランス)
第10回木村伊兵衛賞 (1985年、日本)
ニエプス賞 (1988年、フランス)
芸術文化勲章シュヴァリエ (1993年、フランス)
  • 会期 2017年09月29日(金) - 2017年10月22日(日)
  • 時間 9:00~23:30(営業時間)
  • 場所 STARBUCKS前展示スペース
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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