【トークイベント】松島倫明×横石崇
「松島倫明ー書籍編集者の仕事、その次の仕事」
『フリー』『シェア』『ゼロ・トゥ・ワン』『〈インターネット〉の次に来るもの』など、翻訳書をメインに未来を予見する数々の名著の編集を手がけ、その目利きと手腕に定評のある松島倫明さんが、この5月いっぱいで所属のNHK出版を退職されます。書籍編集者としてはいったんそのキャリアが一区切りとなるのに合わせ、彼が編集してきた書籍によってこれまで伝えてきた思想と、今後何に注目し、どんなチャレンジをしていくのかについて、良き友人でお仕事もご一緒されてきた「TOKYO WORK DESIGN WEEK」主宰の横石崇さんを迎えて、縦横無尽に語り尽くす一夜です。
松島さんが手がける最後の本ともなった新刊『スマート・ジャパンへの提言』の著者で未来学者のジュレミー・リフキンは、資本主義の必然的な帰結となる「限界費用ゼロ社会」の到来を提唱しています。デジタルテクノロジーによって、モノやサービスなどあらゆるものを生み出す追加コスト=〈限界費用〉が限りなくゼロに近づいていく社会。そこでは資本主義の傍らに共有型経済が併存し、人々は協働してモノやサービスを生産し、シェアする新しいコモンズが生まれていきます。それはまさに、松島さんが『フリー』や『シェア』を手がけて以来、追究してきた問題意識でもあるといいます。
シェアリングエコノミー、クリーンエネルギー、モビリティ革命など、「限界費用ゼロ社会」の到来を後押しするテクノロジーの進歩がますます速まる一方で、格差の拡大、フェイクニュースと個人情報の流出、超巨大テック企業による寡占、シンギュラリティへの恐怖など、私たちの身の回りの生活そのものの見通しは、ますます混迷を深めています。果たしてテクノロジーは私たちをどこに連れていくのか?その時に私たちの仕事や働きがい、人間としてのウェルビーイングはどこにあるのか?次なる挑戦を見据えたお二人の掛け合いの中から、新しいパラダイムへの起点を探っていきます。
【参加条件】
下記の対象商品いずれかを銀座 蔦屋書店でご購入いただいたお客様にご参加いただけます。
・イベント参加券:1,500円/税込
・『スマート・ジャパンへの提言 日本は限界費用ゼロ社会へ備えよ』(NTT出版、1,404円/税込)+イベント参加券:2,500円/税込
【お申込み方法】
・オンラインショップ
※オンラインショップでの受付は2018/05/28(月)午前9時の受注分までとさせていただきます。
【注意事項】
・参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
・イベント会場はイベント開始の15分前から入場可能です。
・当日の座席は、先着でお座りいただきます。
・参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんので、あらかじめご了承ください。
・止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。
【プロフィール】
松島 倫明 (まつしま みちあき)
NHK出版 放送・学芸図書編集部編集長。一橋大社会学部卒。主に翻訳書の版権取得・編集・プロモーションを手掛ける。
デジタル社会のパラダイムシフトを捉えたベストセラー『フリー』『シェア』、2015年ビジネス書大賞受賞の『ゼロ・トゥ・ワン』、『〈インターネット〉の次に来るもの』など。また、世界的ベストセラー『BORN TO RUN』の邦訳版をきっかけにトレイルランナーとなり鎌倉に移住。
横石 崇 (よこいし たかし)
Tokyo Work Design Week オーガナイザー/& Co.代表取締役。1万人が熱狂した国内最大規模の働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」代表。多摩美術大学卒。
テレビ局・新聞社・雑誌社などのメディアサービスにまつわる新規事業開発を手がけるほか、企業の組織開発や人材育成にまつわるさまざまな場の編集に携わる。「六本木未来大学」講師を務めるなど年間100以上の講演やセミナーを実施。編著に「これからの僕らの働き方 〜次世代のスタンダードを創る10人に聞く〜」(早川書房)。今春より東京と鎌倉の多拠点ワークへ。
WEB : http://www.twdw.jp/
オンラインショップでの受付は2018/05/28(月)午前9時の受注分までとさせていただきます。
※配送の無い商品(*1)のオンラインショップでの受付は、クレジットカードでのみ承っております。
代金引換でのご注文はキャンセルとなりますのでご注意ください。
*1 参加券のみ及び店頭にてお渡しの商品は配送がございません。
- 日程 2018年05月30日(水)
- 時間 19:00~21:00
- 場所 BOOK EVENT SPACE
- 定員 50名
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755