【展覧会】美人画展「令和・京・美人」

日本文化
2019年12月27日(金) - 01月13日(月)
銀座 蔦屋書店(東京都中央区)では、 GINZA ATRIUM(GINZA SIX6階 銀座 蔦屋書店内)にて、 美人画展「令和・京・美人」を開催します。
 
銀座 蔦屋書店の大切にしているテーマに「アート」と「日本文化」があります。 これまでも、本棚やフェア、イベントを通し、その素晴らしさを提案してきています。
このたび、 令和になって初めての新春を飾るにふさわしい、 京都の現代作家による華やかな美人画展を開催します。 
 
[美人画について]
京都では、 美人画は江戸中期に始まったとされています。 明治を経て大正になる頃には、それまでの浮世絵風から一変し、西洋の画法を巧みに取り込んだ、現実感に富んだ美人画が描かれるようになりました。近代美人画の流れは、 昭和前期に大きなピークを形成し、昭和が終わる頃まで続きました。 
今、京都の若い作家たちの間で、新しい美人画の潮流が起こっています。これまでの美人画の系譜を引き継ぎつつも、瑞々しい現代の感覚で描かれた美人画の数々を取り揃えました。
 
銀座 蔦屋書店では、本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案しております。
今回の展覧会を通し、現代の美人画展の新たな魅力を発見できる機会となることを願っております。 
 
[オープニングレセプション]
本展覧会に際しまして、 初日12月27日(金)にオープニングレセプションを行います。 
オープニングレセプションでは出展者による作品のプレゼンテーションなどが予定されています。 
日程:2019年12月27日(金)
時間:18時~19時半予定 
参加:自由・入場無料
場所:GINZA ATRIUM
 
[出展作家 ]
今岡一穂 (いまおかかずほ)
大阪府出身(1991-) 出身地・和泉市の伝承をライフワークとして描く。遠い時代や人に思いを馳せ、自身を繋げていく事から生まれる作品は、古典と現在が入り混じる世界の繋がりを瑞々しく描き出している。主な展覧会に個展「いつくしの宮」2017(京都), 「KIZUNA2018展」2018(東京),続「京都日本画新展」2017(京都)他多数。
 
1991年 大阪府和泉市生まれ
2015年 成安造形大学 卒業
2016年「Seed 山種美術館日本画アワード2016」山種美術館(東京)
2016年「堂島リバーアワード2016」堂島リバーフォーラム(大阪)
2017年「京都府新鋭選抜展2017」京都文化博物館
2017年 個展 GALLERY ART POINT.bis(東京)
2017年 個展「いつくしの宮」Art Space-MEISEI(京都)
2017年 第4回 続「京都日本画新展」美術館「えき」KYOTO
2018年「KIZUNA2018展」GALLERY ART POINT(東京)
 
私が女性を描く時、その人物は時に自分自身とリンクしている。
「女性」として社会で生きている中で感じる様々なこと、
思いや願いといった心の内を表現したい。
ライフワークとなっている出身地・和泉市の伝承を描く時もまた同じで、
登場人物の女性たちに思いを馳せてみると、
時代が移り変わっても変わることのない人の心にハッとする。
 
作品名:「黒に金」
 
沖谷 晃司 (おきたにこうじ)
石川県出身(1971-) 柔和かつノスタルジックな日常や風景を描く。日々のふとした瞬間の輝きを湛えた作品は、日本画材の質感と相まって澄みきった佇まいを見せる。
主な展覧会に個展「日々の喜び」2019(京都), 「沖谷晃司、前田恭子、魚住侑子日本画三人展」2019(京都), 続「京都日本画新展」2018(京都)他多数。
 
1971年 石川県生まれ
1997年 京都市立芸術大学大学院 修了
2016年「石川国際交流サロン」
2017年「それぞれの女性たち展」Art Space-MEISEI(京都)
2017年「Christmas Selection2017 しあわせの音色」ギャラリー恵風(京都)
2019年「春を想う―想―」ギャラリー恵風(京都)
2019年 個展「日々の喜び」 ギャラリー恵風(京都)
2019年 個展「近鉄百貨店奈良店」アートギャラリー
2019年「沖谷晃司、前田恭子、魚住侑子日本画三人展」大丸 心斎橋店(大阪)
 
娘が何か楽しげなことを思って少し表情が緩んでいるとき
または大人の気配が漂った瞬間
朝霧の中で今生まれたかのように咲き誇る花々
家族の新たなメンバーとなった猫の振る舞い どれもこれも僕の日々の喜びである。
そんな喜びを作品にして共感しあえる時間と人との繋がりがつくれたらとおもっている。
 
作品名:「少女」
 
服部しほり (はっとりしほり)
京都府出身(1988-) 古典技法を活かした墨線の映える人物像を得意とする。自らに内在する靄を紐解き、生活に育まれた日本美や人の洒脱な有様を『オッサン』に乗せ展開する。主な展覧会に「琳派コードを巡って」2016(京都)、「日本画の逆襲」2017(岐阜) 他多数。2018年に長崎県天祐寺へ襖絵を奉納。
 
1988年 京都市左京区岩倉生まれ
2013年 京都市立芸術大学院美術研究科修士課程 絵画専攻日本画 修了
2013年 個展「ART TOKYO」田口美術(東京)
2016年「琳派コードを巡って」京都市美術館
2017年「日本画の逆襲」岐阜県美術館
2018年 長崎県天祐寺へ襖絵奉納
2019年「原三溪没後80周年記念 三溪園×横浜美術大学 三溪園と日本画の作家たち」三溪園 鶴翔閣(神奈川)
2019年「ART KYOTO 2019」二条城/秋華洞(京都)
蔵丘洞画廊(京都)・田口美術(岐阜)・秋華洞(東京)にて個展多数。
 
人物を描く、それは対峙。
人物を描く、それは逃げ場を失う。
人物を描く、それは皮を一枚一枚剥がされて奥っこの方の何やらぬる熱いもやっとしたそいつを取り出すこと。
そいつをわたしは愛と呼ぶことにしている。
 
作品名:「たれもたれも」
 
福田 季生 (ふくだきはる)
奈良県出身(1985-)絹本に着彩という伝統技法を用い人物画を描く。絹に薄塗りを丹念に重ねる事で肌や髪の質感、モデルの色香や流れる時間までも、繊細かつ強く表現する事を志向している。主な展覧会に個展「ART KYOTO 2019/梅軒画廊」(京都), 「美人画の系譜Ⅱ」2018(東京), 「続 京都日本画新展 」(優秀賞)2017(京都)他多数。
 
1985年 奈良県生まれ
2011年 京都市立芸術大学大学院日本画修了
2011年 個展「福田季生 個展」ギャラリー恵風(京都) (2013、2017、2019)
2015年「改組新日展」入選(2015、2016、2018)
2017年「新日春展」入選 (2017、2018、2019)
2018年「続 京都日本画新展 」(優秀賞)美術館 えき KYOTO
2018年「美人画の系譜Ⅱ」西武池袋 本店(東京)
2018年「summer show」ギャラリーアートもりもと(東京)(2018、2019)
2019年「心象人物画展」ギャラリー北岡技芳堂(愛知)
2019年  個展「ART KYOTO 2019」二条城/梅軒画廊(京都)
 
薄衣で触れるように優しく。
世界が美しくあるように願いを込めて。
現し身の女性の姿に自らの思いを託し作品を制作しています。
女性の姿を丹念に写し取っていると、次第に相手の心の内側を覗き込み、時間を共有しているような感覚を持ちます。
制作を進めていく中で次第に女性の姿は画中の存在となり、こちらに語りかけてきます。
作品の背景には常に祈りがあり、年々 自然を慈しみ、共に生きる故郷への思いを強くしているように思います。
女性の姿を花になぞらえ、名を知らぬ花の名を問うように、何者でもない存在を描きたいと思います。
 
作品名:「春風」(しゅんぷう)
 
松平莉奈  (まつだいらりな)
兵庫県出身(1989-)  古典技法を参照しながら逸話や物語を描く「型」を持つ絵画技法と物語が時代や場所を移ると共に姿を変える事象を追いかけることから、新しい物語画の在り方を模索している。主な個展に「悪報をみる ―日本霊異記を絵画化する―」2018,(京都) 他多数。賞歴に「voca展2015」佳作賞、「京都市芸術新人賞」2019 
 
1989年 兵庫県生まれ
2014年 京都市立芸術大学大学院美術研究科 絵画専攻日本画 修了
2014年 個展「未だ見ぬ熱帯」ギャラリーモーニング(京都)
2015年「VOCA展2015」(佳作賞)上野の森美術館(東京)
2016年「続 京都 日本画新展」(優秀賞)美術館「えき」KYOTO(京都)
2017年「insider-out」第一生命ギャラリー(東京)
2018年 個展「悪報をみる ―『日本霊異記』を絵画化する―」カホ・ギャラリー(京都)
2018年「東山魁夷記念 日経日本画大賞展」上野の森美術館(東京)
2019年「隣人をあなた自身のように愛せ」TALION GALLERY(東京)
2019年「原三溪没後80周年記念 三溪園×横浜美術大学 三溪園と日本画の作家たち」三溪園 鶴翔閣(神奈川)
 
美とは何か。
美へのあこがれは両価的なもの。美は醜へと容易く転じる。醜への恐怖と甘い期待を内に抱きながら、人は美を希求するのだと私は思う。
醜におびえ、執着する人間を描くことが、私にとって美を表現する方法だ。
美そのものを紙に描くことはできないのだから。
 
作品名:「王昭君説話より 画室の毛延寿」
  • 会期 2019年12月27日(金)~2020年1月13日(月)
  • 時間 10:00 ~ 22:30
  • 会場 ARTIUM
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 電話 03-3575-7755
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