【フェア】秋の夜長に本屋で魚を
日本文化
BOOK売場(日本文化) 2021年09月06日(月) - 11月14日(日)
「それはいかん。さんまは目黒に限る。」
古典落語「目黒のさんま」で、空腹のときに食べたさんまの美味しさが忘れられず、海のない目黒のさんまこそ至高と心得違いをした殿様の一言です。現在まで語り継がれるこの噺の中で庶民の魚として登場することは、私たちにとっていかにさんまが身近な魚であったかを表しています。
食材の枠を超え、芸能やデザインの題材として日本の生活や文化と密に関わる魚。今回の企画では、“食べる魚”とその周辺のカルチャーにフォーカスし、美味しく食べるためのツールや料理本に加え、“食べる魚”の食べない楽しみ方をご紹介いたします。
食にも娯楽にも様々な選択肢がある現代。食傷気味な私たちを満足させるものは案外身近なところにあって、それらを際立たせるスパイスも私たち自身が持っているのかもしれません。今年の秋は読書で、魚を肴に楽しんでみませんか。
- 会期 2021年09月06日(月) - 2021年11月14日(日)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 場所 BOOK売場(日本文化)
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3575-7755