銀座 蔦屋書店（日本刀）

日本刀Q&A

現在、刀は何のために購入されるのですか？

日本刀は、武器以外にも社会の中で様々な場面で活用されてきた歴史があります。例えば神への祈りを込めた奉納品、下賜品や進物といった贈り物、一家の守護を願う家宝など、気持ちを表す象徴の一つとして扱われてきました。そのため実用の時代が終わった現代において購入する目的として、お守り刀、奉納刀、嫁入り短刀、記念品（茎に記念の銘を刻んだ刀）、贈答品、家宝、芸術品などが挙げられ、刀の持つ総合的な価値が認められています。

日本刀の楽しみ方を教えてください。

姿の美しさに浸る・・・・。地鉄の奥深さを味わう・・・・。刃文の多様性に思いを馳せる・・・・。刀身そのものを鑑賞し、楽しむということは極めて抽象的で、文面で書き尽くすことはなかなか難しいです。少し変わったやり方として、刀身の姿や刃文を紙に写した押形というものがあります。それを掛軸にして書や画と同じように楽しむという鑑賞方法も面白いのではないでしょうか。

刀を買いたいのですが、いくらぐらいするものでしょうか？
また所持するための手続きは必要ないのでしょうか？

刀は一振り一振り価格に差があります。同じ刀工が作ったものでも長さや出来の良し悪し、キズの有無で変わります。数百万円単位のものから数千万円単位のものまであります。購入される時には信用できる刀友や刀商、刀識者の方々に相談されるのが一番でしょう。
日本刀を所持するためには登録証（銃砲刀剣類登録証）が必要になりますが、登録証は刀剣に付随するものです。ご購入の際に登録証が付いた状態でお渡ししますのでご安心ください。

刀を買いたいのですが、いくらぐらいするものでしょうか？
また所持するための手続きは必要ないのでしょうか？

刀は一振り一振り価格に差があります。同じ刀工が作ったものでも長さや出来の良し悪し、キズの有無で変わります。数百万円単位のものから数千万円単位のものまであります。購入される時には信用できる刀友や刀商、刀識者の方々に相談されるのが一番でしょう。
日本刀を所持するためには登録証（銃砲刀剣類登録証）が必要になりますが、登録証は刀剣に付随するものです。ご購入の際に登録証が付いた状態でお渡ししますのでご安心ください。

拵が欲しいのですが、どうすればよいのでしょうか？

拵（こしらえ）は使用する金具によって、高価なものから並まで、その価格の差が大きいものです。まずは予算を立てることが重要でしょう。その予算に従って、具体的にどのようなデザインにするかを決めましょう。デザインを決める基準となるポイントは三つあります。
1,昔の時代を基本にするのか。
2,金具を同じ作者にするのか。
3,ご購入される方の好みを重視するのか。
以上の基準を踏まえてデザインを決めるとよいでしょう。

刀の保存の仕方を教えてください。

刀が鞘の中に納まっている時は、薄く油の付いた状態がベストです。鑑賞の時は、この油を取らなければ刀の本当の地鉄や刃文がよく見えませんので、油を取ります。そして鑑賞が終わるとまた、油を塗って鞘に納めておきます。もし長期間鑑賞することなく鞘からぬくことがない場合は、三〜四ヶ月に一度は油を塗り直すことが必要です。刀の保存には湿気の多い所や樟脳のある箪笥などは避けるべきでしょう。