【展覧会】Tomoharu Miyazaki「屋根裏のアトリエ便り」

軽井沢書店 中軽井沢店
軽井沢書店 中軽井沢店 1階 2025年01月15日(水) - 03月10日(月)
【展覧会】Tomoharu Miyazaki 「屋根裏のアトリエ便り」開催

「その眼は屋根裏かパサージュに在るが如く、昼で夜、外で内と異なる時間軸の回廊である。

それで今は昔、昔は今の絵となるのだ。」

 

              

宮﨑はウィーン幻想派の古典絵画技法(テンペラ・油彩併用)を継承し、

中世写本世界に見られる「細密水彩画」や、鉛筆以前の筆記具「銀尖筆」に

よる素描画、蠱惑的な質感の「硝子絵」など様々な技法や素材と向き合っています。

 

本展覧会では、その錬金術のような職人手仕事を下敷きとした表現世界を、
絵の中に流れる心地よい「時間のゆらめき」をテーマに、様々な古典技法で描かれた作品を展示いたします。

 

また、店頭とオンラインにて宮﨑が監修する「晴工房舎」からレターセットやカード、

本の灯りなど、新機軸の作品と紙物グッズも多数出品されます。

 

「屋根裏のアトリエ」から届けられる便りのような作品の数々を、ぜひご覧ください。

 

*一部作品はオンラインでもご購入いただけます。

 

 

ー展示作品抜粋ー

 

「両耳が鳴るとき」

金箔背景に混合技法(テンペラ、油彩併用)

サイズ/220×273mm 

   

     

「落下」

ガラスに金泥、混合技法(テンペラ、油彩併用)

サイズ/80×10mm

 

      

「本の灯り」

 

作家略歴/プロフィール
Tomoharu Miyazaki 宮﨑 智晴
1980 山口県宇部市に生まれ、中学二年時に画家を志す。
2000 牛島義弘(1947~2010)にマックス・デルナー提唱「混合技法」を師事する。
2005 ウィーンのサロンで個展。近松門左衛門「堀川波鼓」ドイツ語訳本挿絵制作。
   (欧州各有名大学、図書館、研究機関に収蔵)
2006 名古屋市内の佐橋美術店にて個展(13` 19’)
2008 ウィーンの日本大使館主催「デルナーの伝承展」 参加。
2009 チュニジア・ナブールで陶板画制作。(2014年迄毎年訪問、24再訪)
2012 イッセイ・ミヤケグループ「Zucca」東京・パリコレクション室内装飾に参加。
    京都のMAEDA HIROMI ART GALLERYにて個展(15’ 21’) 
    京都のKAHO GALLERYにて個展(13’ 16‘ 22’)
    京都アートフェア参加 
2019 銀座洋画商組合ホールで開催された「若手作家10人選抜展」へ招待出品。 
2020 大阪の乙女屋にて個展「路地裏のアトリエ」展。出張アトリエとして内装も設える(23’)
2023 東京のLuft + altにて個展(24’)、鎌倉のQuadrivium Ostium にて個展(24’)
2024 福岡の望雲にて個展。枚方市の企画で回顧展となる「わたしの線、わたしの面」開催。
            上記の他、古書店で絵画と本の共存設え企画展や小品展等多数。肖像画やデザイン依頼、        
          自身が監修する印刷工房Hare Kouboushaでの活動も展開。

 

 

  • 会期 2025年1月15日(水)~3月10日(月) *火曜定休
  • 時間 9:00-18:00
  • 場所 軽井沢書店 中軽井沢店 1階
  • 主催 軽井沢書店 中軽井沢店
  • 問い合わせ先 0267-46-8590

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