＃6『対話を重ねて心に寄り添う、痛みを希望に変えるホスピタルアート』

 

こうち女性起業家応援プロジェクト、第6回目となるセミナーでは、四国こどもとおとなの医療センター専属ディレクター/NPO法人 アーツプロジェクト理事長の森合音さんをゲスト講師にお迎えします。元々、写真家として関わった縁から、ある病院のアート導入に携わった森さん。これまでの経験を通じて、病院こそアートやデザインが必要であり、「痛み」を「希望」に変える力があるのではないか、と実感しています。

装飾や趣味のためではなく、対話を通じて、患者や医療スタッフの見えない想いを形にすること。そして、色んな人と話をして、皆で病院を作るプロセスそのものが、アートだと考えています。 今回のセミナーでは、森さんのこれまでのライフストーリーと現在の取り組みについて、参加者とともに共有していきます。

 

【講師】

● 森合音さん(四国こどもとおとなの医療センター専属ディレクター/NPO法人 アーツプロジェクト理事長)

1972年徳島県生まれ。1995年大阪芸術大学写真学科卒業。2000年クリエイティブオフィスフロムハーツ設立、フローリストとして活躍。2003年、心筋梗塞で夫を亡くす。夫の遺したカメラで2人の娘の日常を撮った「太陽とかべとかげ」で、2005年富士フォトサロン新人賞を受賞。2005年に「Ｅｄｇｅ―境界」でエプソンカラーイメージングアワード・エプソン賞を受賞。2008年より香川小児病院（現・四国こどもとおとなの医療センター）でホスピタルアートに携わる。2016年度、医療福祉建築賞にて、四国こどもとおとなの医療センターが「医療福祉建築賞準賞」を受賞。2018年に公共建築賞にて、四国こどもとおとなの医療センターが「優秀賞」を受賞。

 

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