Shapre（シャプレ）は、2009年からイラストレーターとして活動をスタートし、「&Premium」などの雑誌や広告などの挿絵を手掛けながら、2013年頃からは油彩画の制作も精力的に続けています。クライアントワークでは緻密で繊細なイラストを描く一方で、油彩画では自由に大胆なタッチで抽象的なテーマを描いています。
本展では、Shapreのアトリエにある、作品を描くためのツールや空間を表現した作品を展示します。筆やペインティングナイフが入っている筆立てをモチーフとして抽象化した作品《アトリエテーブル》や、筆や絵の具のチューブなど、アトリエや絵を構成する“カケラ”を抽象化した作品が並びます。何層にも塗り重ねたり削ったりすることで生まれるその“カケラ”には、作家自身の日々の心情や気持ちが色選びや筆致となって反映されています。

 

 

 

Shapre（シャプレ）
1983年兵庫県神戸市生まれ。東京都在住。
2005年に上京し、出版社、画材店に勤務しながらイラストレーターとしてのキャリアを開始。
2011年、東京都渋谷区神宮前のkit galleryにてチャコールペンシルで描くドローイング作品を中心とした初の個展「ぼくにはみえているよ。」を開催。
2013年の創刊から『&Premium』（マガジンハウス）では、イラストで参画。
2013年頃より油絵の制作をスタート。
2023年に東京の「BOOTLEG GALLERY」にて絵画展「Frustration」を開催。
雑誌や広告のイラストレーションの仕事では主にドローイングで人物を描いているが、油彩画では抽象的なテーマを追求している。

◆近年の個展
2023年「Frustration」BOOTLEG GALLERY（東京）

 

 

展示作品は、会場にて2月3日（月）10:00より販売します。
アートのECプラットフォーム「OIL by 美術手帖」では、2月8日（土）13:00～3月2日（日）18:00の期間に販売します。

 

 

Shapre「アトリエのカケラ」
会期｜2025年2月3日（月）～3月2日（日）
時間｜10:00～20:00 ※最終日のみ17:00閉場
会場｜京都 蔦屋書店 6Fギャラリーウォール
主催｜京都 蔦屋書店
お問い合わせ｜075-606-4525（営業時間内）/ kyoto.info@ttclifestyle.co.jp