ロバート・ファウザー✕辻野裕紀トークショー  「言語学者が語る多言語学習の愉しみ」

アートラウンジ 2024年 05月06日(月)
ロバート・ファウザー✕辻野裕紀トークショー  「言語学者が語る多言語学習の愉しみ」

 

 九大伊都 蔦屋書店では、言語学者のロバート・ファウザー氏と辻野裕紀氏の対談イベントを開催することになりました。ソウル大学国語教育科初の外国人教授であり、英語が母語でありながら韓国語で執筆活動を行うファウザー氏と、韓国語学を専門とし「母語でないことばで書く人びと」というweb連載を展開中の辻野氏が、「多言語学習の愉しさとは」「なぜ言語を学ぶのか」「母語でない言語で書くとはいかなる営みか」といった根源的な問題について熱く語り合います。

 

ロバート・ファウザー

アメリカのミシガン州生まれ。ミシガン大学で日本語・日本文学を専攻し、ソウル大学で韓国語を学ぶ。ミシガン大学で言語学修士、アイルランドのダブリン大学トリニティ・カレッジで言語学博士号を取得。高麗大学、立命館大学、京都大学で英語と英語教育を教えたのち、韓国語教育に転向。鹿児島大学で教養韓国語の授業を開設・担当し、その後ソウル大学国語教育科初の外国人教授になった。2014年アメリカへ帰国したのちに韓国語で本の執筆活動を始める。昨年『僕はなぜ一生外国語を学ぶのか』(原題は『外国語学習談』)の日本語訳が出版され話題となった(稲川右樹訳、クオン)。韓国語での著作にはそのほか『外国語伝播談』、『ロバート・ファウザーの都市探究記』(『都市読法』として改訂版)、『都市はなぜ歴史を保存するのか』などがある。趣味は語学、写真、古い町並みの散策。

 

辻野裕紀(つじの・ゆうき)

九州大学大学院言語文化研究院准教授、同大学大学院地球社会統合科学府准教授、同大学韓国研究センター副センター長。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専門は、言語学、韓国語学、音韻論、言語思想論など。文学関連の仕事も。2012年に九州大学へ着任。著作として『形と形が出合うとき:現代韓国語の形態音韻論的研究』(九州大学出版会)、『日韓の交流と共生:多様性の過去・現在・未来』(九州大学出版会、共編著)、『あいだからせかいをみる』(生活綴方出版部、共著)などがある。白水社のwebマガジン「webふらんす」で「歴史言語学が解き明かす韓国語の謎」、朝日出版社のwebマガジン「あさひてらす」で「母語でないことばで書く人びと」、『韓国語学習ジャーナルhana』(HANA)で「辻野裕紀の連載コラム もうひとつのまなざし」を連載中。

 

日時:202456() 

   14:0016:30

場所:アートラウンジ

参加費:無料

参加申込:申込フォームよりお申込みください

Peatix URLhttps://peatix.com/event/3918677

 

  • 日時 2024年5月6日(月祝)
  • 時間 14:00~16:30
  • 場所 アートラウンジ
  • 参加費 無料
  • 申込 https://peatix.com/event/3918677

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