「海と暮らす〜 SEAWARD TRIP」「海を感じる」 写真展
ダイビング写真家としてキャリアをはじめ、
イルカやクジラなど海洋生物を撮影してきた岡田裕介さんは現在、
北極海のシロクマやフォークランド諸島のペンギンといった
海辺の生物をテーマに活動。
サーフィンフォトグラファーとして活躍するU-SKEさんは、
良い波を求めて世界中の海へトラベルを繰り返し、
その過程で撮られた波、サーフィン、そしてシースケープの数々を
作品として発表しています。
二人とも大自然を撮影フィールドにしながら、
作品のテイストが異なるのは海が多様な表情を抱いているため。
同じ表情を見せることがないから、
本展を飾る作品はいずれも“二度は撮れない”ものばかり。
いわば“奇跡的に残された1枚たち”による写真展です。
◆岡田祐介 1978年、埼玉県出身。2003年独立。自然写真家。
水中でイルカやクジラ、フロリダのマナティなどの大型海洋ほ乳類、陸上で北極海のシロクマや、フォークランド諸島のペンギンなど海辺の生物をテーマに撮影を行う。2009年National Geographic国際写真コンテストでの受賞を機に世界に向けて写真を発表し、受賞作のマナティの写真は世界各国の書籍や教育教材などの表紙を飾る。温泉に入るニホンザルの写真はアメリカ・スミソニアン自然博物館に展示。国内でも、銀座ソニーアクアリウムのメインビジュアル、企業の広告やカレンダーを撮影するなどネイチャーフォトの世界で注目を集める。https://yusukeokada.com/
◆U-SKE 1976年、神奈川県出身。サーフフォトグラファー。
1996年にオアフ島ノースショアの波に魅せられ、ハワイを中心に世界のサーフポイントを訪れる写真家として活動を始める。波の中から見る世界を、その独自の視点・感性で切り取り生まれた写真はサーフカルチャーシーンで高く評価され、これまでに国内外問わず数々の誌面を飾り、個展やアートショーでも多くの作品が発表されてきた。2011年の東日本大震災をきっかけに改めて故郷・日本にフォーカス。“波と富士”を切り取る写真家としても注目されることに。葛飾北斎『神奈川沖浪裏』をオマージュした作品は代表作のひとつともなっている。https://u-ske.jp/
- 開催日 2023/11/6(月)-2023/12/6(水)
- 場所 店内Artwall