【EVENT】サイエンスカフェ~日本被団協・ノーベル平和賞受賞 被爆体験者・松本さんが語る 長崎原爆被害の実相、 そして次世代へのメッセージ~

トークイベント
店内アートラウンジ 2025年 02月09日(日)
日本被団協・ノーベル平和賞受賞 被爆体験者・松本さんが語る 長崎原爆被害の実相、 そして次世代へのメッセージ

 

2024 年 10 月 11 日、日本被団協が、ノーベル平和賞を受賞されました。

来年は戦後 80 年を迎えるなか、被爆者の平均年齢は85歳を超え、被爆体験を継承できる方が少なくなっています。

福岡市には現在8人で4~5年後にはいなくなることが想定されています。

 

松本さんは、10歳の時の原爆投下直後、無我夢中で自宅に逃げ帰り、その後、家族と共に

被爆の悲劇を経験しました。

爆風で自宅は大きく破損し、市内から逃れてきた焼けただれた避難民の苦しみ、

焼け野原と化した市内の様子を目の当りにしました。松本さんの姉は、三菱兵器大橋工場で学徒動員中に被曝。

爆風で吹き飛ばされ気絶したものの辛うじて命を取り留めました。

一方松本さん自身には後遺症はないものの、今でも放射線の恐怖から逃れることはできません。

家族は次々とガンに倒れました。母は敗血症、次姉は甲状腺がん・乳がん、兄は膵臓がん

肝臓がんで亡くなりました。

松本さんの体験は、原爆がもたらした身体的・精神的な傷跡だけでなく、家族や故郷への

影響を深く物語っています。

 

このセミナー講演では、松本さんが写真、イラスト、絵画で当時の状況を振り返り、彼自身の

経験を通じて、原爆の恐怖とその後の生活について語ります。原爆の恐ろしさと、その後の

人生への影響について深く理解する機会です。松本さんの証言は、戦争と核兵器の非人道性を

後世に伝える貴重なものです。講演後の意見交換会では、核兵器を使わせないためにどうしたら良いか、

若い方から感想ではなく、アイデア、考え方、知恵を共有してほしいとのことです。

皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

【会期】2025年2月9日(日) 15:00〜16:30

   ・14:30~受付開始

   ・15:00~講演

   ・16:00~質疑応答・意見交換会

   登壇:松本 隆(福岡市原爆被害者の会)

   司会:横田 文彦( 准教授 Q-AOS研究推進コーディネーター)

 

【会場】九大伊都 蔦屋書店 アートラウンジ

 

【定員】先着40名まで ※高校生・大学生の方歓迎

 

【予約】予約フォーム  サイエンスカフェ 〜日本被団協・ノーベル平和賞受賞 被爆体験者・松本さんが語る 長崎原爆被害の実相、 そして次世代へのメッセージ〜 | Peatix

    ※当日受付も承ります(定員に達した場合は当日店舗にてキャンセル待ちとなります)

 

【問い合わせ】アジア・オセアニア研究教育機構(Q-AOS)事務局 TEL 092-802-2603/2605  e-mail [email protected]

 
 
  • 日時 2025年2月9日(日)
  • 場所 店内アートラウンジ
  • 時間 15:00~16:30
  • 参加費 無料
  • 備考 事前予約・当日受付(定員に達した場合は当日店舗にてキャンセル待ちとなります)

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