【イベント】TRANSIT最新号発売記念 タイ・ユースカルチャーの現在地を語りつくす
大人の好奇心を満たすヴィジョナリー・マガジン「TRANSIT」最新号が9月12日発売となります。
コロナ禍での入国規制が世界的に緩和され、いよいよ海外旅行の計画を立てられるようになりました。
多くの旅好きがまず向かうのは、古今東西、旅人を魅了しつづけてきたタイではないでしょうか。
首都バンコクの街に繰り出せば、美味しい屋台飯と楽しいナイトライフが待ち構えています。一方で、都市を離れてみれば、山岳地域やメコン川流域など、今も尚昔と変わらぬ暮らしを営む少数民族たちの姿があります。
「TRANSIT」最新57号では、タイ社会を通じて現代の課題も考えます。近年BLコンテンツが各国で人気のタイですが、果たして本当にマイノリティとされる人びとを含め、誰もが暮らしやすい社会になっているのでしょうか。
また、中国・ロシア・欧米の板挟みとなりがちな東南アジアの政治と経済の行方は…… 。
あらゆる角度でタイを楽しみ尽くす、盛りだくさんな一冊です。
「TRANSIT」では編集部を1ヶ月限定でバンコクに移動し、2年半ぶりの現地取材を敢行。路地という路地を歩き、見て、食べ、地方都市にも足を延ばし、タイの「いま」を詰め込んだ1冊が完成しました。取材企画のひとつ「ユースは街とともに」では、バンコクのユースカルチャーにフォーカス。雑誌「IWAKAN」の立ち上げを経て、写真家・編集者として活動する中里虎鉄さんと朝から晩までバンコクを駆けめぐり、個性的で多彩な若者に出会い、聞いてきたタイのリアルな声を聞いてきました。
多様なアイデンティティーを持つかれらはタイ社会への問題を提起し、自分の言葉で発信する力をもっていました。
今回のトークイベントでは、誌面には載せられなかった裏話など満載に、バンコクのカルチャーを牽引するZ世代の空気をお伝えします。
コロナ禍以降、変容する社会の閉塞感を打破するヒントが隠されているかもしれません。エネルギッシュなタイの「現在地」の空気感をお楽しみください。
■登壇者プロフィール
編集者・写真家:中里虎鉄(なかざと・こてつ)
https://www.instagram.com/kotetsunakazato/
1996年、東京生まれのフォトグラファー、エディター。肩書きにとらわれず多方面に表現し続けたいノンバイナリーギャル(They/Them)。2020年に雑誌『IWAKAN』を立ち上げ、その後独立しフリーランスで活動している。
司会:TRANSIT編集部 諸角優英(もろずみ・ゆえ)
http://www.transit.ne.jp/
1997年生まれ。TRANSIT編集者。中里さんとともに「ユースは街とともに」と題して、バンコクに生きる若者たちを取材。
世界はさまざま旅してきたが、タイは初。本誌では建築企画やジェンダー企画、タイ料理・スイーツ企画なども担当。
- 【日時】 2022年9月14日(水)19:00~20:30 (開場18:30)
- 【会場】 Share区画
- 【定員】 20名
- 【お問い合わせ】 中目黒 蔦屋書店 03-6303-0940