映画で見たあの料理。どんな味、匂い、食べてみたい!だけど作り方は…? そんなギモンを蔦屋的に研究再現! 料理を通して映画を楽しむ“おいしいレシピ”をご紹介!
今回は『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』から、この夏にぴったりなキューバサンドを再現しました!
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六本松 蔦屋書店「食」のコンシェルジュ料理家・お料理YouTuber SHIMAお洒落なのに、簡単で美味しくてお金をかけずに誰でもつくれる「節約おしゃレシピ」を提案 http://shima-recipe.blog.jp/ |
[今回の難易度:★☆☆☆☆|おいしさ度:★★★★★] 今回のパンをはじめとした材料一式は、六本松 蔦屋書店1Fのボンラパスさんで大体揃います。もし足りないものがあっても、近所のエルロクさんまで行けば大丈夫です。ホットプレートも蔦屋書店でお買い求めいただけますよ! 味は何と言っても主役のモホが最高です!癖になりそうな酸味、これは並んででも食べたいハズ。チーズにもこだわったので、本格再現を目指したい方は『エメンタールチーズ』をチョイスしてみてください! そして、役割分担できるのがこの料理の良いところ。火加減を見たり、パンにバターを塗ったり、お手伝いできることがたくさんあります。家族みんなで、楽しく、おいしく、お手伝い。ぜひお試しください。 |
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料理を題材にした映画の中でも、これほど食欲を刺激する映画は滅多にありません。 劇中でカール(ジョン・ファヴロー)の右腕を演じ、フードトラックを切り盛りしたマーティン(ジョン・レグイザモ)も、撮影中は本当に楽しかったようで、体重が10kgも増えたと語るほど。数分おきに登場するジューシーな料理にお腹が鳴ること必至です。 物語の始まりは、ロサンゼルスの一流レストランで料理長を務めるカールが、大物批評家(オリヴァー・プラット)との料理対決から。オリジナルのレシピで挑みたいカールと、看板メニューで挑むことを勧めるオーナー(ダスティン・ホフマン)。カールはオーナーに渋々従いいつものメニューで挑むも、批評家は「客に媚を売る親戚のおばさん」と酷評。記事を読んだカールは批評家に大激怒!その模様はお店に来ていたお客たちに撮影されネット上に拡散、動画はたちまち炎上、カールは仕事を失うことに---。 夫としても、父としても、うまく行かず失意に暮れていたカールを見かねた元妻イネズ(ソフィア・ベルガラ)は、息子パーシー(エムジェイ・アンソニー)を連れてマイアミへ行こうと、気分転換の旅を提案する。初めは気が重かったカールだが、偶然出会ったキューバサンドに感動し、自分が美味しいと思う料理を移動販売したいと思いつく。元妻の元夫マーヴィン(ロバート・ダウニー・jr)からフードトラックを譲り受け、マーティンと息子の3人、再起をかけたアメリカ横断の旅が始まる。 劇中ではキューバサンドを始め、垂涎ものの料理がたくさん出てきます。 アンドゥイユソーセージサンドに始まり、モリー(スカーレット・ヨハンソン)を唸らせたアーリオオーリオ、ニューオリンズのベニエ、テキサスで出会った一晩かけて焼き上げるBBQなどなど。どれも魅力的で全てのメニューを再現したいほどです。 また、随所で光るご機嫌なラテンナンバーにもご注目。The Hot 8 Brass BandのSexual HealingはMarvin Gayeのカバーですが、フードトラックの旅を盛り上げた大事な一曲です。 料理と旅を通して大切なものとは何かを語りかける、ハートウォーミングなロードムービー。この夏、親子揃っていかがでしょうか。 |