映画『グラン・ブルー』
〜スパゲッティ・デル・マーレ〜

映画で見たあの料理。どんな味、どんな匂い、食べてみたい!だけど作り方は…? そんなギモンを蔦屋的に研究再現! 料理を通して映画を楽しむ“おいしいレシピ”をご紹介!
今回は『グラン・ブルー』から、海の幸のスパゲッティを再現しました!

◆スパゲッティ1.9mm…100g
◆アサリ…250g
◆EVオリーブオイル…大さじ3
◆ニンニク…1片
◆赤唐辛子…1本
◆白ワイン…大さじ2
◆塩…少々
  • ❶まず、アサリの砂抜きをしておきます。
  • ❷鍋に湯2リットルを沸かし、塩大さじ1と1/3(20g)を入れます。パスタはパッケージに表示されている時間より1分短く茹でます。
  • ❸フライパンにオリーブオイル、予めみじん切りにしたニンニク、唐辛子を入れ火にかけます。
  • ❹香りが立って来たらアサリを加え炒めます。
  • ❺全体に油が馴染んだら白ワインを入れ蓋をします。
  • ❻アサリの口が開いたら火を止め、パスタの茹で汁を大さじ2を加え、火にかけて乳化させます。
  • ❼水分と油が合わさり、油の見た目が分からなくなるとろっとした、乳白化した状態を目指します。
  • ❽茹でたパスタを加え、ソースを絡め塩で味を整えます。パスタの茹で汁でしっかりと塩味がつくので最後はほんの少しだけ。お好みでブラックペッパーをかけてみてもOKです。


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[今回の難易度:★★★☆☆|おいしさ度:★★★★★]
映画ではアサリしか入っていなかったので(笑)、ボンゴレビアンコかな?と推測しました。
もしかして日替わりでムール貝になったり変わるのかしら?今日の海の幸のスパゲッティみたいに。
しかもアサリのボリュームがかなりあったので、今回のレシピはアサリ多めで仕上げました。
アサリの魚介スープとオリーブオイルのソースをしっかりと馴染ませるため、太麺を選ぶのがオススメだそうです。
ちなみにジョアンナが偶然を装って二人と再会を果たしたレストラン。あのシーンでスパゲッティ・デル・マーレと合わせて飲んでいたのは、シチリアの代表的なワイン・コルヴォの白。軽くスッキリとした味わいが魚介のパスタにぴったり!映画の中では緑色だったコルヴォのラベルが、現在では白に変わっていて、ちょっと時の流れを感じてしまいました。
グラン・ブルー|LE GRAND BLEU: VERSION LONGUE|1988|リュック・ベッソン 今年で公開から30周年を迎えた『グラン・ブルー』。当時、フランス国内の観客動員数は1,000万人、パリでは187週連続上映という記録を打ち立て、「Grand Bleu Generation」と呼ばるほど若者たちからは絶大な支持を集め社会現象にまでなりました。どこまでも美しい海と、生物の垣根を超えた純真無垢なコミュニケーションが、見た人の心の中の鬱積した感情を浄化したのではないでしょうか。

ギリシャの海辺の島で幼馴染として育ったジャック・マイヨール(ジャン=マルク・バール)と、エンゾ・モリナリ(ジャン・レノ)。ガキ大将のエンゾは誰よりも素潜りが得意だったが、ジャックの才能には一目置いていた。時は流れ、二人は20年振りに再会を果たす。
フリーダイビングの強豪へと成長していたエンゾは、ジャックにフリーダイビングの試合に参加しないかと持ちかける。一度の呼吸で、グラン・ブルーと呼ばれる誰も到達することのできない、青く深い世界へと潜っていく二人。 どちらがより深く、より長く潜っていられるのか---。
友人でありライバルだった二人の男と、その男たちに魅せられた一人の女性の物語。

本作の主人公ジャック・マイヨール(1927-2001)は実在の人物で、フランス人建築家の二男として上海のフランス租界で生まれました。当時、上海と長崎の間には定期航路があり、ジャックの一家は毎年夏になると、唐津の虹の松原で休暇を過ごしていたそうです。1937年、ジャックが10歳の夏、七ツ釜で初めてイルカに出会ったことが、彼の一生を左右する原体験になったと言われています。
遠い海の向こうで作られた作品ですが、ここ九州できっかけとなる出来事があったのは、なんとも感慨深いものがあります。グラン・ブルーは夏にぴったりな作品です。映画をご覧になった後は勿論、冷えた白ワインとパスタでお楽しみください。