映画『グッドフェローズ』
〜ミートボールのトマトソース煮込み・刑務所キッチンバージョン〜

映画で見たあの料理。どんな味、どんな匂い、食べてみたい!だけど作り方は…? そんなギモンを蔦屋的に研究再現! 料理を通して映画を楽しむ“おいしいレシピ”をご紹介!
今回は映画『グッドフェローズ』から、ミートボールのトマトソース煮込みを再現しました!

<ギャングの基本のトマトソース材料>
(イタリア料理にアレンジ万能なマリナーラソース)
・トマト缶…800g(ピューレ状の物がオススメ)
・ニンニク…2片
・玉ねぎ…1と1/2個 みじん切り(多すぎる玉ねぎバージョン)
・バジル…1本 葉をみじん切り
・乾燥オレガノ…小さじ1
・オリーブオイル…100cc
・塩…小さじ1
・ブラックペッパー…適量
<ミートボール>
・鶏ひき肉…100g
・牛豚合びき…200g
・卵…1個
・パン粉…大さじ4
・ナツメグ…少々
・塩コショウ…適量
・オリーブオイル…適量
  • ❶ニンニクをできる限り薄くスライスします。薄ければ薄いほどオイルに馴染みますが怪我をしないように!
  • ❷フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れて弱火にかけます。
  • ❸香りが出て来たら玉ねぎを加え、しんなりするまで弱火でじっくり炒めます。
  • ❹玉ねぎがしんなりしてきたら、トマト、刻んだバジル、オレガノ、塩、ブラックペッパーを加え、30分程度焦がさないように煮込みます。
  • ❺ソースを煮込んでいる間にミートボールの準備をします。ボウルに全ての具材を入れ一口大に丸めます。この間もトマトソースから目を離さないでください。
  • ❻フライパンの底が隠れるくらいオリーブオイルを敷き、中火でミートボールを揚げ焼きにします。刑務所にはオーブンがなかったので作品に忠実にフライパンで。
  • ❼煮込んだトマトソースを半部くらいミートボールの方に入れ、弱火で15分ほど煮込んだら完成です!


六本松 蔦屋書店「食」のコンシェルジュ料理家・お料理YouTuber SHIMAお洒落なのに、簡単で美味しくてお金をかけずに誰でもつくれる「節約おしゃレシピ」を提案

http://shima-recipe.blog.jp/

[今回の難易度:☆☆☆☆☆|おいしさ度:★★★★★]
今回はイタリアのマフィアの誇りを表現?マリナーラソースにスポットをあててみました!
お料理は刑務所キッチンで作っていたミートボールのトマト煮。ポイントはニンニクはカミソリで削るくらい薄くスライス。トマト缶はでっかいので玉ねぎは多め。トマトソースは焦げないように混ぜる。マリナーラソースの材料はトマト、ニンニク、オリーブオイル、オレガノなどを使って作るトマトソースの一種でイタリア料理に使用されるソース。作っておけばパスタに煮込みにと色々なお料理にアレンジも万能なソースです。
「幹部は生粋のイタリア人しかなれない」。主人公がトマトソースにこだわる雰囲気はトマトソースを通してそうではない自分の生粋のイタリア人としての誇りをマリナーラソースに込めているのでは?ラストに出てくるセリフでは「スパゲッティのマリナーラ・ソースはただのケチャップに代わった」 イタリアのマフィアではなくなった今はもうソースにこだわらなくても良くなった。そんな意味があるのでは? そんなことを感じながらのレシピです。

(レシピ開発の裏話)
トマト缶でっかいもの。業務用だとしたら1缶で通常のトマト缶6缶分なので超特大すぎ!
2号缶(800g)ならありかも、、、800gで作るので玉ねぎは半量で調整。スタイリングは刑務所キッチンを再現してみました。
グッドフェローズ|Goodfellas|1990|マーティン・スコセッシ ギャング、マフィア映画と言われまず思い浮かぶのが、ゴッドファーザー、ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ、スカーフェイスなどではないだろうか。だが、間違いないく観ておくべき1本がある。
蔦食Vol.2で紹介した”シェフ 三ツ星フードトラック始めました”や”アイアンマン”シリーズで同じみのジョン・ファヴロー監督も「TVでやっていれば必ず観る!」というほどこちらの大ファン。実在の人物の半生を描いた99%実話、ギャング純度100%、マーティン・スコセッシ監督の最高傑作とも言われる作品、それがグッドフェローズだ。

ヘンリー・ヒル(レイ・リオッタ)は1943年ブルックリン生まれ。大物ギャング・ポーリー(ポール・ソルビノ)のアジトで育った彼は、物心が付いた頃からギャングになることを夢見ていた。やがて学校にも行かず悪事を働くようになり、念願の「ワイズガイズ」≒「グッドフェローズ」の一員として認められることに。トラック強奪が得意なジミー・コンウェイ(ロバート・デ・ニーロ)と、血気盛んなトミー・デヴィート(ジョー・ペシ)らと共に犯罪を重ねた。ギャングたちの愛と友情と裏切りの物語---。

特筆すべきは登場人物のディテールの細かさとデ・ニーロの目線だ。
彼ほど目で演技する俳優がいるだろうか。目線の先には常に次の展開が待っていて、物語の運びを後押しする。また、食卓を囲み仲間や家族と過ごすギャング達の人間的な一面も見せながら、容赦無く人を痛めつけ葬り去る。そうした自制の無い生き方に観る人たちは衝撃を受け、魅了されたのではないだろうか。
一度や二度よりも、三度目からが面白い、味わい深い作品。