刺繍によるパンダたちは、思わず触りたくなる愛らしさ。
刺繍作家 juno さんによる『やぎさんのさんぽ」『どこどこ？
ねどこ』につづく3作目の絵本が発売されました。
原画のパンダちゃんはふわふわもこもこ。
ぜひご覧ください！

竹のまえにちょこんとすわっているばんだちゃん。
切り株にごろんと寝転がっているぱんだちゃん。
後ろ向きの2匹のぱんだちゃんたち。
1本の木のまえで背伸びしているばんだちゃん。

みんな、なにをしてるのかな。

「ぱんだちゃんなにしてるの？」の問いかけに、ぱんだちゃんが答えます。

「なにしてるの？」の問いかけのことばの繰り返しが楽しく、赤ちゃんへの読み聞かせにもぴったり。
1日約10時間、大量の竹を食べ続けていると言われるパンダ。この絵本のなかでも、ばんだちゃんたちはたくさん竹を食べていますよ。
登場するのは5匹のぱんだちゃん。よく見ると、それぞれが個性にあふれています。瞳の色もそれぞれ違っていて、一刺しー刺しに込められた作者の愛情を感じます。
 
プロフィール
juno（ユノ）
刺繍作家。心揺さぶられる美しいもの、ときめくものを刺繍した洋服や小物を製作している。
ショップでの委託販売や作品の展示を中心に活動。著作に『junoの刺？ノート刺繍で描く植物と動物と物語』（グラフィック社）
『スミルナステッチでつくる ふわもこ動物刺繍』（誠文堂新光社）がある。
絵本に『やぎさんのさんぽ』『どこどこ？ねどこ』『ぱくぱくぱんだちゃん』（福音館書店）がある。