【展示】寺本愛個展「Our Eyes, The Light Source」

フェア・展示
六本木 蔦屋書店2F BOOK GALLERY 2023年03月18日(土) - 05月07日(日)
※ご好評につき、会期を5月7日(日)まで延期いたします。 六本木 蔦屋書店「BOOK GALLERY」では、2023年3月18日(土)~5月7日(日)の期間、アーティスト・寺本愛の個展「Our Eyes, The Light Source」を開催いたします。

寺本愛は1990年東京都生まれ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。これまで寺本は様々な地域・服飾文化に暮らす人々と自身の記憶や体験、フィクションを重ね合わせて描き、制作を通して「人間の生」を見つめてきました。個展や芸術祭での作品発表を続けながら、様々な媒体へのアートワーク提供やイラストレーション・マンガ等、クライアントワークも手がけています。
 
アーティストとして活動をはじめた2010年初頭は、主に衣服の機能性と文化的表象としての装飾性を接続させることに主眼を置いた作品を発表してきましたが、(2014「スポーツ」、2015「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2015: 衣服と身体のあいだで/Between Clothing and Body」)、徐々に関心は衣服を纏う人間とその生活自体へと移り、均一化していく社会の中で今なお続く特有の地域・服飾文化を生きる人々に注目するようになりました。
 
同時に、この頃から実際に訪れた場所での自身の体験を元に制作するようになります。実際の事象に個人的な記憶やフィクションを挟むことで、特定の時代、場所に限られない、根源的な「人間の生」の表出を試みています。
 
近年は離島や沖縄で暮らす人々の生活を描いた展示(2019「島々をなぞる」、2021「coastline」)、東京・神田に昭和初期に建てられた歴史的建築のリサーチを元に制作をした展示(2021「living」)、ANAによるアートプロジェクト「ANA meets ART “COM”」に参加して函館での滞在を通じた展示(2022「FLAKES」)を行いました。

このような制作と並行し、自身の身体性について捉え直す試みとして、肌に真珠を纏ったシリーズ「Ceaseless」も2018年頃から現在まで制作を続けています。また、自身の日記を元にした冊子形式の作品「Etude」や小説「うつくしき忘却」を発表するなど、より表現の幅を拡げています。
今回の展示では、アーティストとしての出発点となった2014年の個展「Our Eyes, The Light Source」を再びタイトルに起用し、会期を前期・後期に分けた展示を行い、これまで寺本が描いてきた作品の軌跡を明らかにします。
 
 
【プロフィール】
寺本愛 |  Ai Teramoto
1990年東京都生まれ。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。寺本は様々な地域・服飾文化に暮らす人々と自身の記憶や体験、フィクションを重ね合わせて描き、制作を通して「人間の生」を見つめます。個展や芸術祭での作品発表を続けながら、様々な媒体へのアートワーク提供やイラストレーション・マンガ等、クライアントワークも手がけています。
https://aiteramoto.com
 

【主な個展】

2022 「FLAKES」FABLIKET (ANA meets ART "COM"、函館・北海道)
2021 「living」海老原商店(神田・東京)
2021 「coastline」Faro kagurazaka(神楽坂・東京)
2019 「島々をなぞる」Faro kagurazaka(神楽坂・東京)
2018 「Ceaseless」Faro kagurazaka(神楽坂・東京)
2017 「Devotion」Faro aoyama(青山・東京)
2016 「Pilgrims」Fm(代官山・東京)
2015 「TOOL」ON READING(名古屋・愛知)、Nidi Gallery(渋谷・東京)
2014 「Our Eyes, The Light Source 」Fm(恵比寿・東京)
2014 「スポーツ」Lamp harajuku gallery(原宿・東京)
2014 「PERMANENT CULTURES」ガーディアン・ガーデン(銀座・東京)
主なグループ展・芸術祭
2021 「やんばるアートフェスティバル2020-2021」(大宜味・沖縄)
2019 「Grand Menu」Faro kagurazawa (神楽坂・東京)
2019 「5月」以外スタジオ(と、それ以外)(北千住・東京)
2018 「やんばるアートフェスティバル2018-2019」(大宜味・沖縄)
2018 「青山見本帖 STOCK MEMBERS GALLERY 2018」(青山・東京)
2015 「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2015: 衣服と身体のあいだで/Between Clothing and Body」ARTZONE(河原町・京都)
2014 「SHOWCASE 2014」(代官山・東京)
2013 「第9回グラフィック 1_WALL」ガーディアン・ガーデン(銀座・東京)
主なイベント・ワークショップ
2022 フェア「寺本愛 『うつくしき忘却』と『Etude』」代官山蔦屋書店(代官山・東京)
2015 - 2021 「TOKYO ART BOOK FAIR」(with LEE KAN KYO)
2021 「NERD ART BOOK SHOP 2021」NERD GALLERY(那覇市・沖縄)
2021 「NAKAGAMI × AI TERAMOTO POP-UP EXHIBITION “d_r__a_w_i__n_g“」西武池袋本店(池袋・東京)
2017 個展「The Sun Worship in a Mountainous Region」Mister hollywood 表参道本店(表参道・東京)、大阪店(南堀江・大阪)
2017 ワークショップ「セタブンマーケット2017」世田谷文学館(南烏山・東京)
2017 東京ステイ レクチャー&ディスカッションvol.3「ピルグリム(巡礼)とは何か」
2015 個展「AND OTHERS」代官山蔦屋書店(代官山・東京)
2015 「『COLLECTION』#1 THE LAKE 創刊記念展」UTRECHT(表参道・東京)
2015 個展「その湖」 伊勢丹新宿本店(新宿・東京)
2013 個展・公開制作「MEETING」サリー・スコット表参道店(表参道・東京) 
受賞・コンペティション
2014 「第31回 ザ・チョイス」年度賞大賞受賞
2013 「第9回 グラフィック 1_WALL」グランプリ受賞
2013 「第186回 ザ・チョイス」入選(本秀康 選)
掲載
2021 TOKION「フィクションとノンフィクションが交差するモノクロ世界 アーティスト・寺本愛が表現する少しミステリアスな人物像」
2021 TOKION - A monochromatic world where fiction and non-fiction meet: Artist Ai Teramoto’s subtly mysterious portraits
2020 『イラストレーション No.227』特集「人を描く」
2016 『QUOTATION No.23』特集「ILLUSTRATING ISSUE」
出版
2022 『うつくしき忘却』
2015 作品集『PERMANENT CULTURES』Fm(販売終了)
  • 期間 前期:2023年3月18日(土)~4月4日(火)
  • 期間 後期:2023年4月6日(木)~5月7日(日)
  • 場所 六本木 蔦屋書店2F BOOK GALLERY
  • 時間 11:00~20:00(※予告なく変更の可能性があります)

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