第71回「代官山ブックトラック」:「ここではない場所」がきっとある。希望を伝える ブレイディみかこ『両手にトカレフ』(ポプラ社)
代官山 蔦屋書店の人文フロアの吉見と宮台がお送りするポッドキャスト「代官山ブックトラック」は、毎週水曜日の夜20時に更新しています。
「ブックトラック」って知っていますか?
棚に入れる前の入荷したての本を整理する、書店や図書館に欠かせないアイテム。
きっとどこかで見たことはあるのではないでしょうか。
私たちは、日々ブックトラックの前で、一冊一冊をそれぞれの棚に入れる前に、この本入荷したんだ、売れそう!とか、その本面白そうな本だね、なんて話しながら作業をしています。
そんな書店員同士のおしゃべりを、人文フロアでビジネスを担当している吉見と、人文書担当の宮台でお届けします。
2022年4月からは新たにビジネス・自然科学担当の岡田も准レギュラーとして加わりました。
「ブックトラック」って知っていますか?
棚に入れる前の入荷したての本を整理する、書店や図書館に欠かせないアイテム。
きっとどこかで見たことはあるのではないでしょうか。
私たちは、日々ブックトラックの前で、一冊一冊をそれぞれの棚に入れる前に、この本入荷したんだ、売れそう!とか、その本面白そうな本だね、なんて話しながら作業をしています。
そんな書店員同士のおしゃべりを、人文フロアでビジネスを担当している吉見と、人文書担当の宮台でお届けします。
2022年4月からは新たにビジネス・自然科学担当の岡田も准レギュラーとして加わりました。
気になる本について、おもしろかったり、おすすめしたいポイントについてなど、1冊の本をめぐって毎週ゆるりとお話していきます。
通勤途中や、お家でくつぎながらなど、のんびりと本を選ぶ参考にしていただけたらうれしいです。
番組の聞き方は簡単、Apple Podcasts、Spotify、Googleポッドキャストなど、好きな時間に無料でご視聴いただけます。
第71回
「#71 「ここではない場所」がきっとある。希望を伝える」
イギリス社会のリアルな実情を背景に「ここではない場所」を見つけていく14歳の少女の物語。日本だったら…と考えながら読みました。


ブレイディみかこ『両手にトカレフ』(ポプラ社)
- 第71回
- #71 「ここではない場所」がきっとある。希望を伝える/ブレイディみかこ『両手にトカレフ』(ポプラ社)
- 第70回
- #70 娯楽としてのエンタメ、資料としてのエンタメ/稲田豊史『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 』(光文社新書)
- 第69回
- #69「生き方」を見つめ直すヒント。/三木清『映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形 』(光文社新書)
- 第68回
- #68 坂口恭平さんがやってきた!/ゲスト会『よみぐすり』(東京書籍)
- 第67回
- #67 この本から始める。/清水晶子『フェミニズムってなんですか?』(清水晶子)
- 第66回
- #66 日本を元気にする!マーケティングの真髄。/森岡毅『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』(角川文庫)
- 第65回
- #65 「広告」には、社会を変える力があるのか?/牧野圭太『広告がなくなる日』(クロスメディア・パブリッシング)
- 第64回
- #64 「食べものがたり」を聞いてみよう。/湯澤規子『食べものがたりのすすめ 食から広がるワークショップ入門』(農文協)
- 第63回
- #63 ゆるゆる漫画雑談
- 第62回
- #62 経済成長が終わった社会でどう生きるか?/見田宗介『現代社会はどこに向かうかーー高原の見晴らしを切り開くこと』(岩波新書)
- 第61回
- #61 かろやかに、新しいことに挑戦してみよう。/稲垣えみ子『老後とピアノ』(ポプラ社)
- 第60回
- #60 代官山ブックトラック60回記念特別編!
- 第59回
- #59 SFって、少し不思議で楽しい! シオドア・スタージョン『時間のかかる彫刻』(東京創元社) /星新一『ボッコちゃん』(新潮文庫)
- 第58回
- #58 大人になるってどういうことなんだろう。 /東畑開人『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』(新潮社)
- 第57回
- #57 ポッドキャストウィークエンドに出店しました。 /ブレイディみかこ『スープとあめだま』(岩崎書店) junaida『街どろぼう』(福音館書店)
- 第56回
- #56 新しいことに挑戦する /アビー・ワンバック『わたしはオオカミ』(海と月社)
- 第55回
- #55 こどもたちとの向き合い方、仕事を愛するということ/大村はま『新編 教えるということ』(ちくま学芸文庫)
- 第54回
- #54 人生における時間は、誰もが同じ尺度で測れるのか?/磯野真穂『他者と生きる』(集英社新書)
- 第53回
- #53 ルールがあるから楽しい!/伊藤毅『ルールの世界史』(日本経済新聞出版)
- 第52回
- #52 問いを深める面白さ!/森岡正博『生きのびるブックス』(日本経済新聞出版)
- 第51回
- #51 人間の本能に働きかける仕事とは。/サイモン・シネック『WHYから始めよ!』(日本経済新聞出版)
- 第50回
- #50 人生と読書を考える。/三砂慶明『千年の読書』(誠文堂新光社)
- 第49回
- #49 本屋は不要不急だったのか。物を売る、買うことを考える。/國分功一郎『暇と退屈の倫理学』(新潮文庫)
- 第48回
- #48 正常な心身が教えてくれる、本当に大事なコト。/グレッグ・マキューン『エッセンシャル思考』(かんき出版)
- 第47回
- #47 学問のすすめ2 今、ここを生きるための学問/『現代文解釈の基礎[新訂版]』『介助の仕事』ほか
- 第46回
- #46 学問のすすめ/『解きたくなる数学』『探究する精神 職業としての基礎科学』ほか
- 第45回
- #45 コロナ流行の始まった頃を振り返る/『多様体 第4号:書物/後世』(月曜社)
- 第44回
- #44 身近な言葉を見つめなおす。/古田徹也『いつもの言葉を哲学する』(朝日新聞出版)
- 第43回
- #43 脳の強化書 レベルアップしたいあなたへ/アンデシュ・ハンセン『最強脳』(新潮社)
- 第42回
- #42 代官山で蔦屋書店は、10周年を迎えることができました。/『言葉の森』へ
- 第41回
- #41 困ったら誰かが助けてくれる。/朴沙羅『ヘルシンキ 生活の練習』(筑摩書房)
- 第40回
- #40 詩を読む/茨木のりこ『おんなのことば』(童話屋)
- 第39回
- #39 蔦屋書店コンシェルジュ文庫/テーマ「今の自分を支える本」
- 第38回
- #38 話題のプロジェクトの裏側を聞く。執筆者のひとり篠田里香さんに聞く /岸政彦著『東京の生活史』(晶文社)
- 第37回
- #37 こぼれ落ちる世界の断片から哲学する。 /永井玲衣著『水中の哲学者たち』(晶文社)
- 第36回
- #36 選挙について話してみました。/瀧本哲史著『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた・2020年6月30日にまたここで会おう 伝説の東大講義』
- 第35回
- #35 意義化する経済から見える希望の世界/岩嵜 博論 佐々木 康裕著『パーパス「意義化」する経済とその先』
- 第34回
- #34 動物と人間の関係を再考する。/溝井裕一著『動物園・その歴史と冒険』(中央公論新社)
- 第33回
- #33 地球きらきらを1冊に/スミソニアン協会 監修 『地球博物学大図鑑』
- 第32回
- #32 わからなさを抱えながら、今この瞬間を一緒に生きていく。/川内有緒著『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(集英社インターナショナル)
- 第31回
- #31 心のもやもやへの処方箋/Jam著『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』(サンクチュアリ出版)
- 番外編
- 代官山ブックトラック30回記念特別編!
- 第30回
- #30 人間性についての価値観を肯定的に塗り替える。/ルトガー・ブレグマン著『Humankind 希望の歴史』(文藝春秋)
- 第29回
- #29 オールマイト的な権力の使い方が世界を変えるかもしれない/デボラ・グルーンフェルド著『スタンフォードの権力のレッスン』(ダイヤモンド社)
- 第28回
- #28 言葉の筋トレからはじめよう/川添愛著『ふだん使いの言語学』(新潮社)
- 第27回
- #27 おとなの地図旅行/林 雄司著『日本地図をなぞって楽しむ 地図なぞり』(ダイヤモンド社)
- 第26回
- #26 抱腹絶倒の言語学エッセイ/川添愛著『言語学バーリ・トゥード』(東京大学出版会)
- 第25回
- #25 自分ではない自分を知る。人体への冒険/アランナ・コリン著『あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた』(河出文庫)
- 第24回
- #24 記憶と忘却、その不思議な世界をめぐる思索と冒険の旅/ヒルデ・オストビー、イルヴァ・オストビー著『海馬を求めて潜水を』(みすず書房)
- 第23回
- #23 音楽が好きなら、経済学も最高に楽しくなる!/アラン・B・クルーガー著『ROCKONOMICS 経済はロックに学べ!』(ダイヤモンド社)
- 第22回
- #22 エンパシーだけじゃだめなんだ。アナーキックエンパシーってなんだろう?/ブレイディみかこ著『他者の靴を履く』(文藝春秋)
- 公開収録特別編
- 著者が語る『起業の天才! 江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』/(東洋経済新報社) 著者・大西康之さん、企画・編集 加藤晴之さん
- 第21回
- #21 空をもちあるく。/内藤礼著『空を見てよかった』(新潮社)
- 第20回
- #20 健全な組織の在り方を考えさせてくれる名著/福田康隆 著『THE MODEL マーケティング・インサイドセールス・営業・カスタマーサクセスの共業プロセス』(翔泳社)
- 第19回
- #19 世界中で愛されるゲームの人/伊藤絵美 著『セルフケアの道具箱』(晶文社)
- 第18回
- #18 世界中で愛されるゲームの人/ほぼ日刊イトイ新聞・編 『岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。』(ほぼ日)
- 第17回
- #17 言葉と向き合うために/荒井裕樹 著『まとまらない言葉を生きる』(柏書房)
- 第16回
- #16 科学への扉/ポール・ナース著 『WHAT IS LIFE?(ホワット・イズ・ライフ?)生命とは何か』(ダイヤモンド社)
- 第15回
- #15 おもしろいけど難しい『利他』について考える。/編著:伊藤 亜紗編著、中島 岳志・若松 英輔・國分 功一郎・磯崎 憲一郎 著 『「利他」とは何か』(集英社新書)
- 第14回
- #14 スマホがなんで脳に悪いの?知らないともっとこわいスマホのはなし/アンデシュ・ハンセン 著『スマホ脳』(新潮新書)
- 第13回
- #13 連休中に読みたい現代の名著!/吉川浩満 著『理不尽な進化 増補新版』(ちくま文庫)
- 第12回
- #12 ノンフィクション 起業家 江副浩正の正体/大西康之 著『起業の天才!江副浩正8兆円企業リクルートをつくった男』(東洋経済新報社)
- 第11回
- #11 楽しくて元気になるジェンダーの本が、発売!「つよさ」について考える。/ケイトT.パーカー『わたしは無敵の女の子』(海と月社)
- 番外編
- 編集者に聞く Vol.2 著者 前田高志さんに聞く/前田高志 著 『勝てるデザイン』の読みどころ(幻冬舎)
- 第10回
- #10 弱さから変わる世界/澤田智洋 著 『マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろう』(ライツ社)
- 第9回
- #9 動物倫理学から考える。これからの社会と暮らし/田上孝一 著 『はじめての動物倫理学』(集英社新書)
- 第8回
- #8 "好き!"からはじまるみんなで読みたいクリエイティブ入門/原野守弘 著 『ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門』(クロスメディア・パブリッシング)
- 第7回
- #7 言葉をめぐる緊張感のある往復書簡/赤坂憲雄・藤原辰史・新井卓 著『言葉をもみほぐす』(岩波書店)
- 第6回
- #6 希望を感じるメディアとこれからの世界/若林恵 著『週間だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社)
- 第5回
- #5 幸福な読書体験を約束!世界を見る目が変わる一冊/『世界は善に満ちている:トマス・アクィナス哲学講義』(新潮社)
- 番外編
- 編集者に聞く Vol.1 『原子力の哲学』と『原子力の精神史』の読みどころ/戸谷洋志著『原子力の哲学』(集英社)/山本昭宏著『原子力の精神史』(集英社)
- 第4回
- #4 名音楽プロデューサー 木崎賢治さんの仕事の基本/『プロデュースの基本』(集英社インターナショナル)
- 第3回
- #3 一冊の本から、"手で話す世界"を訪ねてみた。/『きらめく拍手の音』(リトル・モア)・『ちがいのある子とその親の物語Ⅰ』(海と月社)・『手話の世界を訪ねよう』(岩波書店)
- 第2回
- #2 自分も他者も活きる組織/『他者と働く』宇田川元一(NewsPicks パブリッシング)
- 第1回
- #1 知の巨人の意外な素顔!今勉強したいあなたに/『エマニュエル・トッドの思考地図』(筑摩書房)
- 第0回
- #0 はじめましてのごあいさつ(予告編)
【プロフィール】
吉見 侑悦(よしみ・よしのぶ)
代官山 蔦屋書店 人文・ビジネス書担当
宮台 由美子(みやだい・ゆみこ)
代官山 蔦屋書店 人文コンシェルジュ
Twitter:@yumikomiyadai