【フェア】BOOK BOX No.69　内田喜基「Kanamono Art Exhibition at Daikanyama Tsutaya」

建築・デザイン

蔦屋書店2号館 1階ブックフロア 2020年04月01日(水) - 04月30日(木)

毎月、今注目のクリエイターをご紹介している箱の様な本棚、BOOK BOX。
69回目の4月は、アートディレクター／アーティストの内田喜基さんです。

アートディレクターとして仕事をされながら、アーティストとしての活動もされている内田さん。

国内外のギャラリーで個展を開き、昨年は念願のニューヨークAgoraGalleryにも出展されました。

4冊目となるご自身の作品集「Star」を、今回のフェアでご紹介頂きます。

以下、内田さんからのメッセージです。
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無機質な金属で有機的な生き物が創られている。
偶然のようで緻密に計算された、カナモノの配置によるKanamono Art。
カナモノ(クギ、ドライバー、ネジ、ペンチなど)48種類を組み合わせ、まるで図鑑のような世界を表現する。
遠くからは動物に見える。けれど近くで見るとすべてカナモノで構成している。
その違和感が生み出す独自の世界観。

近年日本各地の職人たちとのコラボレーションの実現により、多様な表情を見せている。
カナモノから生まれる不思議な世界を楽しんでいただくと共に、日本の誇れる職人たちの確かな技術とこだわりや、新作アートブックでは最新の印刷加工とその表現の幅や魅力も感じていただきたい。

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書籍の他に、職人とのコラボレーション作品も展示販売致します。
・IKAZAKI　手すき和紙とギルディング箔(アート作品・ポストカード)
・竹笹堂　木版工房(ポチ袋・ブックカバー・栞)
・SOEMASA　備前吉田焼(アート皿)
・伊勢とこわかや　伊勢木綿(手染め手拭い)

【プロフィール】
内田喜基 (うちだ・よしき)
ブランディングディレクター／アートディレクター／アーティスト
2004年cosmos設立。

主な仕事に「花王ケープ」「カルビーポテリッチ」「不二家ネクター」商品デザイン、「日本百貨店」リブランディング、西伊豆道の駅「はんばた市場」、京抹茶「孫右ヱ門」など多種多様なブランディングやコンサルティング、PARIS DESIGN WEEKにてYohji Yamamotoパリ支店のインスタレーションなど多岐にわたる。
ライフアートワーク「Kanamono Art」では、アート本4冊の出版やインスタレーション・個展 (表参道2013年、モナコ2014年、東急百貨店吉祥寺店2015年、佐賀県アートイベント2017年、ニューヨーク Agora美術館出展／竹尾青山見本帖2019年、PUBLICIS WALL GALLERY 2020年)を開催。

2018年から現在New YorkのAgoraGalleryとアーティスト契約を結ぶ。
著書「グラフィックデザイナーだからできるブランディング」(誠文堂新光社／2018)