【フェア】宇平剛史『Cosmos of Silence』刊行記念フェア

建築・デザイン
蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア 2022年11月03日(木) - 11月30日(水)
モノクロームを基調とする精緻かつ静謐な仕事で国際的に活躍の場をひろげる、気鋭の現代美術家・デザイナーの宇平剛史(うひら・ごうし)。
これまでのアートワークとデザインワークで構成された初の作品集『Cosmos of Silence』が、ORDINARY BOOKSより刊行されました。
 
繊細で複雑な人肌のテクスチャーを印刷表現で提示する《Skin》シリーズをはじめ、海外ブランドや企業とのデザインワークを紹介。
また生い立ちから、今後の展開を宇平自身が語ったインタビュー「静かで遅いイメージ──繊細な領域を知覚する」のほか、美術批評の沢山遼による論考「肌理の倫理」、美学者の星野太による文章「愛の設計」を収録。巻末には、造本時に採用したさまざまな紙の仕様が掲載されています。

本フェアでは、『Cosmos of Silence』の販売とともに宇平が装幀を手掛けた書籍、このフェアのために制作されたポスターエディション《Eclipse》、写真作品《Skin》を展示販売致します。

極限まで装飾を排した宇平の精緻な仕事は、この過剰なイメージと情報が蔓延る現代社会にはない静かさを湛えています。それはアテンション・エコノミーに対する抵抗になるかもしれません。
 
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販売期間:なくなり次第受付終了


[作家プロフィール]
宇平 剛史 (うひら・ごうし)
現代美術家・デザイナー。東京を拠点に活動。1988年福岡県福岡市生まれ。東京都立大学(旧首都大学東京)システムデザイン学部インダストリアルアート学科修了。人の皮膚がもつ無限の肌理を高精細のグレースケール写真で提示する連作《Skin》や、数千個のガラスの球体を用いたインスタレーション作品《Glass Balls》などを発表している。2021年に横浜市民ギャラリーで個展「Unknown Skin」、2020年にNADiff a/p/a/r/tで「呼吸する書物|Breathing Books」を開催。2020年に3331 Arts Chiyodaで開催された 3331 Art Fairに参加し、小池一子賞を受賞。装幀を手がけた主な書籍に、星野太 『美学のプラクティス』(水声社、2021年)、沢山遼『絵画の力学』(書肆侃侃房、2020年)、荒川徹『ドナルド・ジャッド』(水声社、2019年)、横田大輔『Vertigo』(Newfave、2014年)など。
https://www.goshiuhira.com

[出版社プロフィール]
ORDINARY BOOKS 2022年設立。本に関わる全て(出版・流通・販売・選書)を手掛けるブックレーベル。「一過性の流行に左右されず、長く語り継がれる本を大事に扱うこと」「本を社会のコモンにすること」をビジョンに掲げている。
『Cosmos of Silence』が出版第一作目となる。
https://www.ordinarybooks.com
  • 会期 2022年11月3日(木)~2022年11月30日(水)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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