【展覧会】『ハロー!そして…グッドバイ!Hello! and... Good bye!』藤田裕美 Hiromi Fujita

建築・デザイン
蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース 2024年10月01日(火) - 10月17日(木)
東京を拠点に活動するグラフィックデザイナー/アートディレクター藤田裕美の初めての作品集『ハロー!そして…グッドバイ! Hello! and... Good bye!』、書籍『fjt.tokyo/Stories/Screenshots』の2冊がFUJITAより同時刊行されます。

『ハロー!そして…グッドバイ! Hello! and... Good bye!』は、これまで制作されたデザインのアーカイブを複数のフォトグラファーが撮影し、それらを組み合わせることで新たな本として再構築する試みです。デザインの断片を集め、重ねることによって浮かび上がるものは何か、改めて本の形で探ります。自身の制作物を再構築する試みは、雑誌『アイデア』No.396 2022年1月号に寄稿したレイアウトを発展させたもので、Mevis & Van Deursen『Recollected Work』から着想を得て制作されました。

『fjt.tokyo/Stories/Screenshots』は、藤田のInstagramアカウント @fjt.tokyo にアップされた2018年2月から2024年9月までの約6年半のストーリーズから抜粋のスクリーショットで構成されます。新しい形の「日記本」であり、『ハロー!そして…グッドバイ!』が制作現場のA面であるならば、本書はその裏を語るB面となるでしょう。

2冊の刊行を記念して、初の個展を開催します。
書籍『ハロー!そして…グッドバイ! Hello! and... Good bye!』を展開したグラフィックの展示のほか、これまで藤田がデザインしてきた書籍が販売されます。(一部非売品)また10月刊行の書籍『わたくしがYES』(松橋裕一郎/少年アヤ・rn press)の先行販売、および限定グッズを販売します。

展覧会と書籍のタイトルである『ハロー!そして…グッドバイ!』は任天堂から発売されたSFCゲーム『MOTHER2』(1994)から引用されています。

[新刊情報]
『ハロー!そして…グッドバイ! Hello! and... Good bye!』(FUJITA)
藤田裕美
B5/256ページ/フルカラー

『fjt.tokyo/Stories/Screenshots』(FUJITA)
藤田裕美
A6/176ページ/フルカラー

【プロフィール】
藤田 裕美 (ふじた・ひろみ)
東京生。グラフィックデザイナー/アートディレクター。デザイン事務所を経て2015年合同会社FUJITAを設立。写真集、画集、雑誌、単行本などのデザインのほか、展覧会、文化事業、店舗サインなどの領域で活動。最近の仕事に『ホー・ツーニェン エージェントのA』(東京都現代美術館)、『WORKSIGHT』(コクヨ/協力:黒鳥社)、『USO』(rn press)、『ミニマル料理』(稲田俊輔 著/柴田書店)、『生きのびるための事務』(坂口恭平、道草晴子 著/マガジンハウス)など。2011年から2017年まで雑誌『WIRED JAPAN』アートディレクター。2018年から現在まで黒鳥社の書籍のほぼ全てのデザインを手がける。2015年より出版事業「FUJITA」主宰。東京・浅草にあるオルタナティブスペース「STUDIO STAFF ONLY」共同主宰。
  • 会期 2024年10月1日(火)~2024年10月17日(木)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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