昨夏、ご好評をいただいた井上玩具煙火株式会社の「花火ビュッフェ」をふたたび開店します。

「花火ビュッフェ」は、静岡県島田市で99年にわたって手持ち花火をつくり続ける井上玩具煙火株式会社がお届けする、“花火の最初の醍醐味”です。

かつて花火は、玩具屋や駄菓子屋などに並べられ、客は好きなものを１本から購入することができました。孫や子どもの喜ぶ顔を思い浮かべながら、大人に連れられてわくわくしながら。たくさんの種類からお気に入りを選びとる時間は、花火遊びの“最初の醍醐味”でした。

それから数十年。公園でも、河川敷でも、かつてのように自由に花火を楽しむことが難しくなりました。だからこそ、花火遊びのひとときを最初から最後まで特別に。あの“醍醐味”を日本中のかたに味わっていただきたい－。「花火ビュッフェ」では、すすき、スパークラー、変わり種、大人気のポップな「かたち花火」まで、１本１本を手にとってじっくりお選びいただけます。

さらに今夏、廃棄される卵の殻から生まれた世界初の手持ち花火「たまRe:」も登場。環境に寄り添いながら、花火の新しい可能性を追求する―99年目の新たな挑戦です。

1度きりの夏に、特別な１本を！
 

 

 

【プロフィール】
井上玩具煙火 (いのうえがんぐえんか)

「井上玩具煙火」は、静岡県島田市の玩具煙火製造会社です。
昭和元年の創業から99年にわたり、一貫して独自の製品開発と国内生産にこだわって、「玩具煙火(おもちゃ花火)」をつくり続けています。
今からおよそ400年前、徳川家康の元へ中国から持ち込まれて以来、いくつもの困難な時期を乗り越えて進化してきた日本の花火。燃焼時間が長く、繊細で豊かな火花は人々を魅了し、売り場の95％以上が安価な外国産花火となった今も「美しい日本の花火」として、国内外で高く評価されています。
井上玩具煙火株式会社は、日本の伝統花火の朽ちることのない魅力を守りつつも、歴史と先人に学び、日本の花火を更新し続けます。寡黙でひたむきな職人たちが１本１本丁寧につくり上げる花火が、みなさまの夏の特別な思い出となれば幸いです。

https://inoue-fireworks.com/