【フェア】翻訳家・柴田元幸による、新しいアンソロジーシリーズ『モノの物語』
建築・デザイン
蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア 2025年12月01日(月) - 12月31日(水)
柴田元幸が「楽器」「石」「食物」など各巻ごとに設定したテーマに合わせ、英語圏の短篇小説を選んで訳したアンソロジー『モノの物語』を全11巻でお届け。
スチュアート・ダイベックやルイーズ・アードリックなどの現代作家から、ナサニエル・ホーソーンやエドガー・アラン・ポーなどの古典まで、1冊につき3〜5篇収録しています。 まずは2025年12 月1日、「楽器」「石」「食物」「レンズ」「飲料」の5冊を同時発売。刊行を記念して、代官山蔦屋書店でフェアを開催いたします。
手の中に収まるような小さなサイズの上製本で、布クロス装による箔押し表紙、活版印刷を施した函入りなど、造本へのこだわりも詰まったシリーズ。贈り物としても最適な一冊です。ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。
<編者コメント>
「モノの物語」をお届けします。全11巻予定のうち、まずは1巻から5巻までです。 「モノの物語」はモノ別に分けた、英語で書かれた短篇小説の翻訳アンソロジーです。アンソロジーを作るのは元々大好きで、いままで「少年」「幻想」「愛」「老人」「謎SF」などテーマ別にいろんなアンソロジーを作ってきましたが、そういうきちんとしたテーマじゃなくて、「消しゴムが出てくる話」とか「箱が活躍する話」などを集めたらまた別の面白さがあるんじゃないか......とずっと考えていました。
そんな個人的妄想を抱えていたところに、プロデュースの柳井康治さん、デザインの平林奈緒美さん、と理想的な仲間を得て、妄想が一気に実現しました。Rabbitと名づけたユニットで、いろいろやろうとしていることの第一弾です。「消しゴム」はさすがに無理でしたが、手の中にすっと収まるような小さな本11冊、それぞれ「モノ別」に楽器、食べ物、石、レンズ......等々の物語が入っている、それ自体「モノ」として持って楽しい本をめざしました。小説を読む楽しさを、MONKEYとはまた違う形で実感できるツールになれたら、と思っています。
あなたの周りにあるモノが、なんだか違って見えるようになったら、作り手としては本望です。
【プロフィール】
柴田元幸
プロフィール文章 1954年生まれ。米文学者、東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、ブライアン・エヴンソンなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『生半可な學者』、『アメリカン・ナルシス』、『ケンブリッジ・サーカス』、訳書にジャック・ロンドン『火を熾す』、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』、ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』など。2017年、翻訳の業績により早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞。現在、文芸誌『MONKEY』の編集長を務めている。
スチュアート・ダイベックやルイーズ・アードリックなどの現代作家から、ナサニエル・ホーソーンやエドガー・アラン・ポーなどの古典まで、1冊につき3〜5篇収録しています。 まずは2025年12 月1日、「楽器」「石」「食物」「レンズ」「飲料」の5冊を同時発売。刊行を記念して、代官山蔦屋書店でフェアを開催いたします。
手の中に収まるような小さなサイズの上製本で、布クロス装による箔押し表紙、活版印刷を施した函入りなど、造本へのこだわりも詰まったシリーズ。贈り物としても最適な一冊です。ぜひ店頭でお手に取ってご覧ください。
<編者コメント>
「モノの物語」をお届けします。全11巻予定のうち、まずは1巻から5巻までです。 「モノの物語」はモノ別に分けた、英語で書かれた短篇小説の翻訳アンソロジーです。アンソロジーを作るのは元々大好きで、いままで「少年」「幻想」「愛」「老人」「謎SF」などテーマ別にいろんなアンソロジーを作ってきましたが、そういうきちんとしたテーマじゃなくて、「消しゴムが出てくる話」とか「箱が活躍する話」などを集めたらまた別の面白さがあるんじゃないか......とずっと考えていました。
そんな個人的妄想を抱えていたところに、プロデュースの柳井康治さん、デザインの平林奈緒美さん、と理想的な仲間を得て、妄想が一気に実現しました。Rabbitと名づけたユニットで、いろいろやろうとしていることの第一弾です。「消しゴム」はさすがに無理でしたが、手の中にすっと収まるような小さな本11冊、それぞれ「モノ別」に楽器、食べ物、石、レンズ......等々の物語が入っている、それ自体「モノ」として持って楽しい本をめざしました。小説を読む楽しさを、MONKEYとはまた違う形で実感できるツールになれたら、と思っています。
あなたの周りにあるモノが、なんだか違って見えるようになったら、作り手としては本望です。
【プロフィール】
柴田元幸
プロフィール文章 1954年生まれ。米文学者、東京大学名誉教授、翻訳家。ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、レベッカ・ブラウン、ブライアン・エヴンソンなどアメリカ現代作家を中心に翻訳多数。著書に『生半可な學者』、『アメリカン・ナルシス』、『ケンブリッジ・サーカス』、訳書にジャック・ロンドン『火を熾す』、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』、ジョナサン・スウィフト『ガリバー旅行記』など。2017年、翻訳の業績により早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞。現在、文芸誌『MONKEY』の編集長を務めている。
- 会期 2025年12月1日(月)~2025年12月31日(水)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店2号館 1階 建築・デザインフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3770-2525