エド・テンプルトンによるドローイングブックが上梓！

1990年から30年以上に亘り制作されたドローイングをまとめた貴重な回顧作とも言える1冊がNazraeli Pressより届きました。

プロスケーター元世界チャンピオンとして、現代アーティスト、写真家として、南カリフォルニアで育ったスケートボード文化とサーフカルチャーに記録すると同時に、思春期のティーンや若者のパーソナリティーを捉え続けてきたエド。

彼のドローイングは、シンプルな線でなぞられている身体に対して、顔のディテールは印象的に仕上げられています。それは彼の写真を連想させるように、被写体はクールで無関心に装い、どこかフラジャイルな佇まいです。それにも関わらず、エドはそこに尊敬と愛情を向け、若者たちの反体制的なスタイルを露見させ、それを賞賛しています。

また、本書冒頭に収録される作品は、1990年当時18歳の妻ディアナのヌードスケッチです。セルフポートレートと二人が一緒に描かれたドローイングなど、よりパーソナルなドローイングも8点収録されています。

本フェアでは本書とともに、エドと彼の北極星のような存在であるディアナ、2人の書籍を一堂に展開します。出版社では既に完売しているエドのONE PICTURE BOOKなど貴重な書籍も見逃せません。
 

『Ed Templeton: 87 DRAWINGS』