【フェア】ヴィム・ヴェンダース監督作品『アンゼルム "傷ついた世界"の芸術家』公開記念フェア

アート
蔦屋書店2号館 1階 アートフロア 2024年06月17日(月) - 06月30日(日)
ヴィム・ヴェンダース監督作品『アンゼルム "傷ついた世界"の芸術家』が、6月21日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国順次公開いたします。上映に併せて、ヴェンダース監督と、ドイツ人芸術家アンゼルム・キーファーの関連書籍を代官山 蔦屋書店にて展開しております。

本作は、戦後ドイツを代表する芸術家であり、ドイツの暗黒の歴史を主題とした作品群で知られるアンゼルム・キーファーの生涯と、その現在を追ったドキュメンタリー映画になります。

監督は、『PERFECT DAYS』(23)で第96回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされたことも記憶に新しい、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダース。

アンゼルム・キーファーは、ナチスや戦争、神話などのテーマを、絵画、彫刻、建築など多彩な表現で壮大な世界を創造する、戦後ドイツを代表する芸術家。ヴェンダース監督と同じ、1945年生まれであり、初期の作品の中には、戦後ナチスの暗い歴史に目を背けようとする世論に反し、ナチス式の敬礼を揶揄する作品を作るなど"タブー"に挑戦する作家として美術界の反発を生みながらも注目を浴びる存在になりました。

制作期間には2年の歳月を費やし、3D&6Kで撮影。従来の3D映画のような飛び出すような仕掛けではなく、絵画や建築を立体的で目の前に存在するかのような奥行きのある映像を再現し、ドキュメンタリー作品において新しい可能性を追求しています。「先入観を捨てて、この衝撃的なビジュアルをただ楽しんでもらいたい」とヴェンダース監督は語りました。

ファーガス・マカフリー東京にて、2024年4月2日から6月29日の期間、アンゼルム・キーファー個展「Opus Magnum」も開催されており、2025年3月下旬から6月下旬には、世界遺産・二条城でアンゼルム・キーファーの大規模個展が開催されることも決定しておりますので併せてご覧ください。
 
『アンゼルム "傷ついた世界"の芸術家』公式HP:https://unpfilm.com/anselm/#
  • 会期 2024年6月17日(月)~2024年6月30日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 アートフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 株式会社アンプラグド
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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