【イベント&オンライン配信(Zoom)】 宮本 隆司×田中 純 『本気にすることができない渋谷』刊行記念 トークイベント

アート
蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE/ZOOM配信 2025年 10月02日(木)
“いまわたしの目の前で都市が変身している
変容する人の姿と都市改造の現場がそこにある“

 いま、渋谷駅を中心にした区域は「100年に一度の大改造」といわれる再開発が行われています。JR渋谷駅のプラットホーム、スクランブルスクエア中央棟・西棟、駅前広場などで現在、工事が進んでいます。その解体と建設現場、さらに行き交う人々へ等しく視線を向ける写真家はいませんでした。

 外国人観光客をはじめ多くの人でにぎわう渋谷を、宮本隆司は5年以上前から写真に収め、写真集としてまとめたのが『本気にすることができない渋谷』(インスクリプト)です。建造物の崩壊する様子をとらえた『建築の黙示録』、そして香港の高層スラム『九龍城砦』、『KOBE 1995 After the Earthquake』を経て、宮本のカメラを渋谷駅の解体、建設現場に向けさせたのは一体なんなのでしょうか。

 宮本隆司の『建築の黙示録』に「廃墟論」を寄せた建築家の磯崎新は、「未来都市は廃墟である」と書いています。そんな都市の未来を内包した現状を写し出した本写真集の刊行を記念して、写真家・宮本隆司さんと、都市と建築について思索を重ねてこられ、『磯崎新論』を上梓した東京大学名誉教授・田中純さんのお二人をお招きして語っていただきます。

■書籍情報
『本気にすることができない渋谷』
著者:宮本隆司
出版社:インスクリプト
定価:3,850円(税込)

■チケット代 
・店頭参加券:2,200円(税込)
・書籍付き店頭参加券:5,500円(税込) / 『本気にすることができない渋谷』3,850円(税込)+店頭参加券1,650円(税込)

・オンライン参加券:1,650円(税込)
・書籍付きオンライン参加:5,500円(税込) / 『本気にすることができない渋谷』3,850円(税込)+オンライン参加券1,100円(税込)+送料550円(税込)

 

このイベントはオフライン(代官山 蔦屋書店内)とオンライン同時開催イベントです。
お申し込み時に、来店参加orオンライン参加のいずれかをお選び頂き、ご参加下さい。


【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【対象商品】
来店参加…65名様
・イベント [店頭参加] 券(2,200円/税込)
・書籍『本気にすることができない渋谷』(インスクリプト・3,850円/税込)+イベント [店頭参加] 券(1,650円/税込) セット 5,500円(税込)
※『本気にすることができない渋谷』は会場でのお渡しになります。

オンライン視聴参加…400名様
・イベント [オンライン参加] 券(2,200円/税込)
・書籍『本気にすることができない渋谷』(インスクリプト・3,850円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,100円/税込)+送料(550円/税込) セット 5,500円(税込)
※『本気にすることができない渋谷』はイベント終了後に配送いたします。
※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。
     個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。
 
 
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受付締め切り: 2025年10月2日(木) 18:00まで

【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、準備ができ次第、対象商品をご購入のお客様あてにメッセージをお送りさせていただきます。
 
イベント参加方法や注意事項など、最新情報はヘルプページよりご確認ください。
 
 
 
【プロフィール】
宮本隆司(みやもと・りゅうじ)
 

1947年生まれ。写真家。
1986年、建築の崩壊、都市の変容を撮影した「建築の黙示録」展開催。
1988年、「九龍城砦」展および『建築の黙示録』出版により、1989年、第14回木村伊兵衛写真賞受賞。
1996年、「KOBE 1995 After the Earthquake」展示で第6回ヴェネチア・ビエンナーレ建築展金獅子賞受賞。
2004年、「壊れゆくもの・生まれいずるもの」展で第55回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
2019年、「いまだ見えざるところ」展開催。
主な写真集に、『建築の黙示録』『新・建築の黙示録』『九龍城砦』『Angkor』『KOBE 1995 After the Earthquake』『RYUJI MIYAMOTO』『CARDBOARD HOUSES』『首くくり栲象』『いまだ見えざるところ』。主な著書に、『いのちは誘う』など。

田中 純 (たなか・じゅん)
 

1960年生まれ。芸術論・思想史。東京大学名誉教授。
2002年、『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』でサントリー学芸賞受賞。
2008年、『都市の詩学』で芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
2009年、『政治の美学』で毎日出版文化賞受賞。
2010年、フィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞受賞。
2025年、渡邊守章賞受賞。
主な著書に、『残像のなかの建築』『都市表象分析I』『ミース・ファン・デル・ローエの戦場』『冥府の建築家』『過去に触れる』『歴史の地震計』『デヴィッド・ボウイ』『イメージの記憶(かげ)』など。
 
  • 会期 2025年10月2日(木)
  • 定員 Event Manager 購入ページ参照
  • 時間 19:00~20:30(15分前より入場/接続可能です)
  • 場所 蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE/ZOOM配信
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 協力 宮本 隆司,田中 純,インスクリプト
  • 問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp

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