【フェア】A2Z™ — RE:FRAGMENTS w/ Andrew & Zodiac

アート
蔦屋書店 2号館1階 アートフロア 2026年06月01日(月) - 06月15日(月)
A2Z™は、すでに世の中に存在する日用品や既存のイメージ(A=起源からZ=終焉まで)を再定義し、アートとして再構築する覆面アーティストです。
作品には、架空のキャラクターであるMr. AndrewとMr. Zodiacが登場し、多様なメディアを通じて時代や価値観を風刺しながら、ポップな物語として展開されます。
本展では、これまでに発表された作品群を再構成し、現在の視点から再提示します。
パブリックドメイン化された西洋絵画をベースに、ブルーカラーの装いをした両者が介入することで、名画の構造や意味を再構成しています。
写実的な遠近法に対して、平行投影的な視点を重ねる手法は、日本の浮世絵や漫画的表現を想起させ、西洋と東洋、過去と現在の視点が交差する独自のビジュアルを生み出しています。

また展示する作品は、戦後から現代に至る日本の変化や、文化の欧米化に伴う衝突と変容を背景に、これからの社会の在り方を示唆しています。
作品に見られるドット分解や特殊印刷の技法には、「印刷の最小単位」への探求が反映されており、複製や再現を前提とした現代の価値観を問い直します。
それは、大量消費社会の中でコピーの価値を再考するポストモダン的な視点とも重なります。

唯一性を前提としてきた美術の歴史に対し、匿名のキャラクターが名画に介入する構造は、アートの権威性や価値基準そのものへの問いかけでもあります。
過去と未来、西洋と東洋、オリジナルとコピー。
相反する価値のあいだを往復しながら、A2Z™の作品はそれらを軽やかに横断していきます。

本展では、アート・ファッション・ビジネスの境界が曖昧になりつつある現代において、分断から融合へと向かう時代の空気を体感いただけます。



【プロフィール】
Andrew & Zodiac(A2Z™)
A2Z™は東京を拠点に活動する匿名アーティスト。
既に認知されている世の中の日用品、身の回りにあるもの(A[起源]からZ[終焉]まで)を再定義してアート作品としてパッケージする覆面型プロジェクト「AtoZ MUSEUM®」の活動を19年より開始。

第1弾はアメリカのシカゴ美術館で18年に著作権が消滅した5万点を超える作品群から選出したものを改変制作。価値があったものが民主化し、新たに人口の息を吹き込み絵画のゾンビ、“再生”を表現する。

主な展覧会に20年「AtoZ MUSEUM® by A2Z™」(OIL by 美術手帖)、21年「Gallery of Taboo」(日本橋真光ビル)、「NEO UNIVERSE®」(OIL by 美術手帖)、23年「ART MARKET TENNOZ」(WHAT CAFE)、23年「A2Z™ solo exhibition “Pineal” w/ Gallery CONTAINER」(岩田屋本店)など。

https://atoz-museum.com/ | @atozmuseum
  • 会期 2026年6月1日(月)~2026年6月15日(月)
  • 時間 営業時間の通り ※最終日は20時まで。
  • 場所 蔦屋書店 2号館1階 アートフロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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