【フェア】『KATACHI The shape of cooking utensils』刊行記念フェア 「つくること・たべること・いきること」

料理
蔦屋書店3号館 1階 料理フロア 2022年05月03日(火) - 06月05日(日)
「多くの気を育む場所」といわれる三重県・多気町に、食をコンセプトとした複合施設『VISON』がオープンしました。 食にまつわる多様な施設が立ち並ぶ敷地内には、陶芸家・造形作家の内田鋼一が監修を務める『KATACHI museum』があります。

このミュージアムには、国籍も年代もバラバラで、一見用途すらわからない調理器具が展示されおり、世界各地の食文化や人間が生み出すものづくりの本質を考える想像力を与えてくれます。
そんなKATACHI museumから初の図録となる『KATACHI The shape of cooking utensils』が上梓されました。

出版を記念して開催される本フェアは、人間にとって最も普遍的な営みである食を、アート・デザイン・自然科学・文化人類学の視座から見つめ直し、カタチの根源の再考を試みます。
また、『VISON』でしか手に入れることのできない食材や調味料、KATACHI museum shopセレクションの貴重なアンティークの陶器類も販売します。

代官山 蔦屋書店で『VISON』の空気感を味わえるまたとない機会になっております。
ぜひ足を運んでいただき、特別な空間を存分にお楽しみください。

【VISON】
2021年7月、三重県多気郡多気町にオープン。
東京ドーム24個分(約119ha)の広大な敷地に、四季を感じるホテル、日本最大級の産直市場、薬草で有名な多気町にちなんだ薬草湯、和食の食材メーカーによる体験型店舗、有名料理人が手掛ける地域食材を活かした飲食店舗、オーガニック農園など、約70店舗が出店する、多様性と専門性を兼ね備えたこれまでにない大型複合商業施設です。

【KATACHI museum】
VISON敷地内にある食にまつわる博物館。
陶芸家・造形作家の内田鋼一が監修を務める本館は、時代や国籍を問わず、かつて使われてきた調理器具を展示する。館内ではあえて説明を最小限にとどめており、そのものがなんであるかの捉え方は鑑賞者に委ねられている。導線も設けない能動的な鑑賞の仕方は、まるで現代美術のインスタレーションのようである。かつて、民藝家の柳宗悦がアノニマスな道具に見出した「用の美」に通ずる思想を持った稀有な博物館になっている。

【販売予定商品】
・KATACHI museum shopセレクションのアンティーク品
・VISONオリジナルマルシェバッグ
・VISONオリジナルグッズ(調味料、御菓子、タンブラーなど)
・ORDINARY BOOKS・三條陽平氏による、選書書籍

【関連イベント】
『KATACHI The shape of cooking utensils』刊行記念トークイベント
登壇者:内田鋼一 皆川明 野村友里
日時:5/25(水)19:00〜20:30
場所:代官山 蔦屋書店3号館2階シェアラウンジ

【プロフィール】
内田 鋼一 (うちだ・こういち)
1969年愛知県名古屋市生まれ。
愛知県立瀬戸窯業高等学校陶芸専攻科 修了後、東南アジアや欧米、アフリカ、南米などの世界各国の窯場やアトリエに住み込み、現地で作業をしながら技術を身に付けた後、1992年三重県四日市市にアトリエと窯場を構え独立。
国内外の美術館やギャラリーにて個展を中心に活動。
著書に、作品集『UCHIDA KOICHI』(求龍堂)『MADE IN JAPAN』(アノニマスタジオ)他、多数ある。2015年三重県四日市市に、明治から昭和時代の産業遺産的な萬古焼をアーカイブした「BANKO archive design museum」を開館。 2019年日本陶磁協会賞受賞。2021年三重県多気町のVISONに、食に纏わる道具の博物館「KATACHI museum」を開館、監修。
  • 会期 2022年5月3日(火)~2022年6月5日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店3号館 1階 料理フロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 内田鋼一、VISON、KATACHI museum、アクアイグニスマネージメント株式会社、三條陽平(ORDINARY BOOKS)
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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