【フェア】赤穂緞通 Ako Dantsu Rugs

料理
蔦屋書店3号館 1階 料理フロア 2023年01月28日(土) - 02月12日(日)
赤穂緞通は、江戸時代兵庫県の赤穂にて作られるようになった木綿の手織り絨緞です。
創始者は「児島なか」という一人の女性。
彼女が中国の絨緞「万暦氈(ばんれきせん)」に魅せられ、26年もの歳月をかけて技術を研究し完成させたものです。
明治時代には年間3,000枚以上を生産し最盛期を迎えますが、戦時中の綿花輸入統制により織元は一軒のみとなり、現在は織方技法講習会の修了生により技術の保存と伝承のため織り続けられています。

本フェアでは、赤穂御崎にて工房を構える「赤穂緞通 六月」の阪上 梨恵さんが収集、修復を手掛けられた古作の緞通、今回特別にご制作頂きました小冊子「赤穂緞通 Ako Dantsu Rugs」や絵本「あこのとくとうせき」、ギャベやトレイ、uneさんの茶器などをご紹介いたします。
赤穂緞通最大の特徴である腰折れ鋏を使って行う「摘み」という作業により、滑らかで立体感のある仕上がりとなります。
念入りな「摘み」により生み出された美しい文様、そして現代の丁寧な修復技術により蘇えった緞通を是非ご覧ください。

また、フェア初日の28日、2日目の29日は阪上さんに在店頂く予定でございます。
在店のお時間は以下となります。
(途中1時間程休憩の為、不在の時間帯がございます。ご了承くださいませ。)
•1月28日(土) 12:00-19:00
•1月29日(日) 10:00-17:00


【プロフィール】
阪上 梨恵 (さかがみ・りえ)
1983年6月生まれ。
神戸市出身、姫路市在住。
国際基督教大学卒。
服飾や産業振興の仕事を経て赤穂緞通に出会う。根来節子氏(赤穂緞通生産者の会)に師事したのち2019年に独立、赤穂御崎に工房を構える。新作緞通の製作と古作の収集、再生に取り組み、寺院や博物館収蔵品の修復も手がける。
  • 会期 2023年1月28日(土)~2023年2月12日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店3号館 1階 料理フロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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