【フェア】『謝罪論』(柏書房)刊行記念 古田徹也選書フェア ―「謝罪」からひろがる世界を探検するー
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蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア 2023年09月28日(木) - 11月30日(木)
古田徹也さんの最新刊『謝罪論』(柏書房)が発売になります。
本書は、「すみません」では済まないとき、何をすれば謝ったことになる?という問いに、学際的な知を総動員して、「謝罪の全体像」に迫ります。
日常のよくある軽い謝罪から、国家単位の歴史的謝罪まで「謝罪」をめぐる時と場合のバリエーションの多さゆえ、個別化以外不可能とも思える途方もない「謝罪」の全体像を探求し、実践的なヒントまで導いていく、その粘り強さと手腕に圧倒される一冊です。
今回、著者の古田さんのご協力で、本書と共に読んでいただきたい本をコメントと共に選書していただきました。フェアでは、選書コメント付き小冊子も配布予定です。
―古田徹也さんよりー
謝罪というのは、私たちの社会や生活の隅々にまで深く根を張っている実践ですが、それだけに、その全貌を見渡すことは容易ではありません。
謝罪それ自体について、あるいは、この実践と密接に結びつく「責任」や「償い」、「約束」、「赦し」、「後悔」、「誠意」といった諸概念をめぐって、拙著『謝罪論』のなかでも取り上げた文献を中心に選書し、内容的に拙著のどの章にかかわるかという観点から整理して並べました。「謝罪」からひろがる広大な知的世界を探検するガイドとなれば幸いです。
【プロフィール】
古田 徹也 (ふるた・てつや)
1979年、熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学教育学部准教授、専修大学文学部准教授を経て、現職。専攻は、哲学・倫理学。『言葉の魂の哲学』で第41回サントリー学芸賞受賞。その他の著書に、『それは私がしたことなのか』(新曜社)、『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)など。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)など。
本書は、「すみません」では済まないとき、何をすれば謝ったことになる?という問いに、学際的な知を総動員して、「謝罪の全体像」に迫ります。
日常のよくある軽い謝罪から、国家単位の歴史的謝罪まで「謝罪」をめぐる時と場合のバリエーションの多さゆえ、個別化以外不可能とも思える途方もない「謝罪」の全体像を探求し、実践的なヒントまで導いていく、その粘り強さと手腕に圧倒される一冊です。
今回、著者の古田さんのご協力で、本書と共に読んでいただきたい本をコメントと共に選書していただきました。フェアでは、選書コメント付き小冊子も配布予定です。
―古田徹也さんよりー
謝罪というのは、私たちの社会や生活の隅々にまで深く根を張っている実践ですが、それだけに、その全貌を見渡すことは容易ではありません。
謝罪それ自体について、あるいは、この実践と密接に結びつく「責任」や「償い」、「約束」、「赦し」、「後悔」、「誠意」といった諸概念をめぐって、拙著『謝罪論』のなかでも取り上げた文献を中心に選書し、内容的に拙著のどの章にかかわるかという観点から整理して並べました。「謝罪」からひろがる広大な知的世界を探検するガイドとなれば幸いです。
【プロフィール】
古田 徹也 (ふるた・てつや)
1979年、熊本県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科准教授。東京大学文学部卒業、同大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学教育学部准教授、専修大学文学部准教授を経て、現職。専攻は、哲学・倫理学。『言葉の魂の哲学』で第41回サントリー学芸賞受賞。その他の著書に、『それは私がしたことなのか』(新曜社)、『ウィトゲンシュタイン 論理哲学論考』(角川選書)、『不道徳的倫理学講義』(ちくま新書)、『はじめてのウィトゲンシュタイン』(NHKブックス)、『いつもの言葉を哲学する』(朝日新書)、『このゲームにはゴールがない』(筑摩書房)など。訳書に、ウィトゲンシュタイン『ラスト・ライティングス』(講談社)など。
- 会期 2023年9月28日(木)~2023年11月30日(木)
- 時間 営業時間の通り
- 場所 蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 共催・協力 柏書房
- 問い合わせ先 03-3770-2525