【イベント&オンライン配信(Zoom)】『第七の男』(黒鳥社)刊行記念 トークイベント 藤井光×若山満大×若林恵 「他者への視線〜『第七の男』の写真論」
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蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE/ZOOM配信 2024年 08月07日(水)
黒鳥社から5月15日に刊行された書籍『第七の男』は、英国の作家ジョン・バージャー(1926-2017)が1975年に発表したノンフィクション作品で、欧州の移民労働者について語った本です。
盟友だった写真家ジャン・モアが撮影した写真とともに、詩、評論、哲学的考察などの文章を用いて移民問題の核心に迫った奇妙な"告発の書"は、半世紀を経たいま、読む者の心にいっそうリアリティをもって迫ります。
現代美術家・映像作家の藤井光さんは『第七の男』の推薦文として本書を読む体験の鮮烈さをこう綴りました。
「『第七の男』は、最高のエンターテインメントだ。例えるなら、アンゲロプロスの『旅芸人の記録』やカサヴェテスの『こわれゆく女』といった時代を超える映画に匹敵する。シーケンスが進むごとに、自分のいる世界から見えていた世界は解体され、他者の世界から見るものへと組み立て直されていく。それは心地よくも衝撃をともなう革命的な体験となる。」
文章が少ないわりには、とても錯綜していて、かつ、とても戦略的に編まれた本書。ジョン・バージャーはどんなことに注意し、どんな意図をもって編集したのでしょうか。
今回のトークショーでは、現代美術家の藤井光さん、東京ステーションギャラリー学芸員の若山満大さん、本書の翻訳も担当された黒鳥社の若林恵さんの3名をゲストに迎え、写真や文章の構成、レイアウトなど編集の視点から『第七の男』を深掘りします。
このイベントはオフライン(代官山 蔦屋書店内)とオンライン同時開催イベントです。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
■来店参加…65名様
・イベント [来店参加] 券(2,000円/税込)
・イベント [学割・来店参加] 券(1,800円/税込)
・書籍『第七の男』(黒鳥社・3,080円/税込)+イベント [来店参加] 券(1,500円/税込)セット 4,580円(税込)
※『第七の男』は当日お渡しいたします。
■オンライン視聴参加…400名様
・イベント [オンライン参加] 券(1,500円/税込)
・書籍『第七の男』(黒鳥社・3,080円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 4,580円(税込)
※『第七の男』は順次に配送いたします。
※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。
【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、準備ができ次第、対象商品をご購入のお客様あてにメッセージをお送りさせていただきます。
イベント参加方法や注意事項など、最新情報はヘルプページよりご確認ください。
▶https://store.tsite.jp/daikanyama/news/t-site/29174-1442420929.html
【プロフィール】
藤井 光 (Hikaru Fujii)
美術家・映像作家。1976年、東京都生まれ。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA修了。映像メディアを中心にアーカイブ資料などを扱い、現代とつなげることで、人びとの記憶・歴史や社会の関係性を再解釈し、問い直す作品を制作している。2022年「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2020-2022 受賞記念展」(東京都現代美術館)に出品された「日本の戦争美術 1946」(かつて米軍が開催した展示を、実物がないままに"再現"する試み)など、その試みは絶えず注目と議論の的となっている。
若山 満大 (Mitsuhiro Wakayama)
東京ステーションギャラリー学芸員。研究分野は日本近代写真史。1920年代から1940年代にかけてのアマチュア写真文化の動向が主な関心領域。愛知県美術館、アーツ前橋などを経て現職。主な担当展に「生誕120年 安井仲治」(2024)、「甲斐荘楠音の全貌」(2023)、「鉄道と美術の150年」(2022)などがある。編著書に『Photography? End? 7つのヴィジョンと7つの写真的経験』(2022)がある。現在は20世紀前半に南北アメリカ大陸に渡った日系人写真家たちに関する展覧会を準備中。
若林 恵 (Kei Wakabayashi)
黒鳥社/WORKSIGHTコンテンツディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書に『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、宇野重規との共著に『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(中公新書・2023年10月)など。「こんにちは未来」「〈働くこと〉の人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
盟友だった写真家ジャン・モアが撮影した写真とともに、詩、評論、哲学的考察などの文章を用いて移民問題の核心に迫った奇妙な"告発の書"は、半世紀を経たいま、読む者の心にいっそうリアリティをもって迫ります。
現代美術家・映像作家の藤井光さんは『第七の男』の推薦文として本書を読む体験の鮮烈さをこう綴りました。
「『第七の男』は、最高のエンターテインメントだ。例えるなら、アンゲロプロスの『旅芸人の記録』やカサヴェテスの『こわれゆく女』といった時代を超える映画に匹敵する。シーケンスが進むごとに、自分のいる世界から見えていた世界は解体され、他者の世界から見るものへと組み立て直されていく。それは心地よくも衝撃をともなう革命的な体験となる。」
文章が少ないわりには、とても錯綜していて、かつ、とても戦略的に編まれた本書。ジョン・バージャーはどんなことに注意し、どんな意図をもって編集したのでしょうか。
今回のトークショーでは、現代美術家の藤井光さん、東京ステーションギャラリー学芸員の若山満大さん、本書の翻訳も担当された黒鳥社の若林恵さんの3名をゲストに迎え、写真や文章の構成、レイアウトなど編集の視点から『第七の男』を深掘りします。
このイベントはオフライン(代官山 蔦屋書店内)とオンライン同時開催イベントです。
お申し込み時に、来店参加orオンライン参加のいずれかをお選び頂き、ご参加下さい。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
【対象商品】
■来店参加…65名様
・イベント [来店参加] 券(2,000円/税込)
・イベント [学割・来店参加] 券(1,800円/税込)
・書籍『第七の男』(黒鳥社・3,080円/税込)+イベント [来店参加] 券(1,500円/税込)セット 4,580円(税込)
※『第七の男』は当日お渡しいたします。
■オンライン視聴参加…400名様
・イベント [オンライン参加] 券(1,500円/税込)
・書籍『第七の男』(黒鳥社・3,080円/税込)+イベント [オンライン参加] 券(1,000円/税込)+送料(500円/税込) セット 4,580円(税込)
※『第七の男』は順次に配送いたします。
※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。
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受付締め切り: 2024年8月7日(水) 19:00まで
受付締め切り: 2024年8月7日(水) 19:00まで
【オンラインイベント アーカイブ配信のお知らせ】
本オンラインイベントにお申込みのお客様は、イベント終了後、一定期間イベントのアーカイブ配信をご視聴頂けます。
日時にご都合がつかない場合や、もう一度見たい場合などにご利用ください。
なお、イベント終了後は、アーカイブ配信のみの販売等はございませんのでご注意ください。
アーカイブ配信視聴方法につきましては、準備ができ次第、対象商品をご購入のお客様あてにメッセージをお送りさせていただきます。
イベント参加方法や注意事項など、最新情報はヘルプページよりご確認ください。
▶https://store.tsite.jp/daikanyama/news/t-site/29174-1442420929.html
【プロフィール】
藤井 光 (Hikaru Fujii)
美術家・映像作家。1976年、東京都生まれ。パリ第8大学美学・芸術第三博士課程DEA修了。映像メディアを中心にアーカイブ資料などを扱い、現代とつなげることで、人びとの記憶・歴史や社会の関係性を再解釈し、問い直す作品を制作している。2022年「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)2020-2022 受賞記念展」(東京都現代美術館)に出品された「日本の戦争美術 1946」(かつて米軍が開催した展示を、実物がないままに"再現"する試み)など、その試みは絶えず注目と議論の的となっている。
若山 満大 (Mitsuhiro Wakayama)
東京ステーションギャラリー学芸員。研究分野は日本近代写真史。1920年代から1940年代にかけてのアマチュア写真文化の動向が主な関心領域。愛知県美術館、アーツ前橋などを経て現職。主な担当展に「生誕120年 安井仲治」(2024)、「甲斐荘楠音の全貌」(2023)、「鉄道と美術の150年」(2022)などがある。編著書に『Photography? End? 7つのヴィジョンと7つの写真的経験』(2022)がある。現在は20世紀前半に南北アメリカ大陸に渡った日系人写真家たちに関する展覧会を準備中。
若林 恵 (Kei Wakabayashi)
黒鳥社/WORKSIGHTコンテンツディレクター。平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書に『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、宇野重規との共著に『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(中公新書・2023年10月)など。「こんにちは未来」「〈働くこと〉の人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
- 会期 2024年8月7日(水)
- 定員 Event Manager 購入ページ参照
- 時間 19:00~20:30(15分前より入場/接続可能です)
- 場所 蔦屋書店3号館 2階 SHARE LOUNGE/ZOOM配信
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 共催・協力 黒鳥社
- 問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp