【イベント】対話について対話する一日 出演:小川公代・斎藤環・向坂くじら・永井玲衣・星野概念・牟田都子・白石正明・BaseCamp(就労継続支援B型事業所)
お申し込み時に、
オープンダイアローグ、哲学対話など、近年「対話」へ注目が集まっています。
対決図式が昂進する大国の振る舞いや、論破冷笑に淫するSNSの言論に飽き飽きしているから、というのが標準的な見立てですが、それ以上に「個人が自己責任で何かを決める」という枠組み自体があまりに非クリエイティブで、ショボすぎるとみんな薄々気づいているからではないでしょうか。
対話はなにより一人ではできない。自分の思いどおりにも行かない。噛み合わないことが多くて焦る。結果がどうなるかも分からない。――そんな不便な対話をなぜ人は求めるのか?
「対話について対話する一日」に、どうぞ気楽にご参加ください。対話のふしぎについて一緒に考えてみませんか。
【参加条件】
イベントチケット予約・販売サービス「Event Manager」にて、いずれかの対象商品をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。
■来店参加:50名様
※おやつタイムには、特製のおやつを用意しています。
受付締め切り: 2025年12月07日(日)10:30まで
※Event Manegerで取得したお客様の個人情報は、本イベントへお申し込み頂いた方への商品発送にのみ使用し、それ以外での使用は行いません。個人情報のお取り扱いについてご同意の上、お申込み下さい。
【プログラム】10:30-19:05頃予定
※プログラム内容によって、多少の時間の前後の可能性があります。途中入退室される際はご注意ください。
10:00 受付開始
10:30 イントロダクション(星野概念+白石正明)
10:45 小川公代×牟田都子「『ゆっくり歩く』についてゆっくり話す」
難病を患った母との日常を綴った小川さんの新刊『ゆっくり歩く』について、盟友・牟田さんと、できればゆっくり語り合います。
ランチタイム休憩
※来店・シェアラウンジ利用券につきでお申込みの方はシェアラウンジのご利用が可能です。
12:55 就労継続支援B型事業所BaseCamp「ラップやら寸劇やら」
劇作家・岩井秀人さんとのコラボ以来、演劇にはまっているという「べーきゃん」。最近はラップにも手を出し、魔法的な何かが宿りつつあるという噂。お楽しみください。
13:45 永井玲衣×斎藤環「なぜ対話なのか」
各地で哲学対話を開催し対話ムーブメントを切り開く永井さんと、オープンダイアローグを日本に導入した立役者・斎藤さんが、両者の異同を含め忌憚なく話し合います。
15:00 オープンダイアローグ・シナリオ朗読会
「そもそもオープンダイアローグってどうやるの?」という疑問に答えて仮想シナリオを作りました。ただ読むだけで、そのエッセンスが身体に染み込むという不思議。棒読み歓迎、感情不要。
※シナリオは当日の朗読会の時間までにメールアドレス宛に送信予定です。
おやつ休憩
来店のお客様には本イベントのために製作したAnjinオリジナルのガレットブルボンヌを提供予定です。
16:50 向坂くじら×星野概念「困ったら歌う」
出す作品が芥川賞、朔太郎賞など文学賞候補に必ずあがるという才人・向坂さんに、ミュージシャンとして身を立てることを規定の方針にしていた星野さんが挑みます(何を?)。
18:05 フィッシュボール大会
舞台の上に5つ椅子を用意し、「今日話されたこと」について話します。一人が抜けたら一人が入るというルール。こうして夜は更けてゆく……。
19:05 終了挨拶、サイン会など
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星野概念(ほしの・がいねん)
精神科医として働くかたわら、執筆や音楽活動も行う。著書に、『ラブという薬』『自由というサプリ』(ともに、いとうせいこう氏との共著、リトルモア)、『ないようである、かもしれない』(ミシマ社)、『こころをそのまま感じられたら』(講談社)がある。対話や養生、人がのびのびとできることについて考えている。
牟田都子(むた・さとこ)
校正者。図書館員を経て出版社の校閲部に勤務、2018年より個人で書籍・雑誌の校正を行う。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、『校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる』(アノニマ・スタジオ)、共著に『本を贈る』(三輪舎)、『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)ほか。
白石正明(しらいし・まさあき)
編集者。中央法規出版を経て医学書院入社。雑誌『精神看護』や「シリーズ ケアをひらく」を創刊。同シリーズは現在50冊を数え、大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞、小林秀雄賞、大佛次郎論壇賞などの受賞作がある。シリーズ自体も毎日出版文化賞を受賞。2025年4月に『ケアと編集』(岩波新書)を上梓。
BaseCamp(ベースキャンプ)
東京都豊島区千川駅のすぐそばにある就労継続支援B型事業所。精神疾患などを抱えるメンバーが集い、自分たちの生活について語り合うことから創作や発信を行っている。通称べーきゃん。「誰かの苦労をみんなで劇や即興パフォーマンスに」「モヤモヤは儀式にして置いて帰ろう」「経験をダンスに」などを合い言葉に活動中。
【本イベントについての注意事項 】
*本イベントは来店/オンラインともに一日通しチケットのみの販売です。
*イベント参加券は当日イベント開始時間前までお申込み可能です。
*イベント終了後1週間以内に見逃し配信(期間1ヵ月)をご案内する予定です。
準備ができ次第EventManagerよりご予約時に登録いただいたメールアドレス宛にお送りします。本イベントは長時間開催のため、見逃し配信の準備にお時間を少々いただきます。(来店・オンラインどちらのチケットでお申込みの方でも、後日お送りします。)
※別途後日、アーカイブ販売の予定もあります。
*当日のオンライン配信では、演奏等の音声が乱れる場合がございます。万全を期しておりますが、Zoomの仕様上やむを得ないことがございますのでご了承ください。なお、アーカイブ配信時は確認しお送りします。
*チケットは一日を通してご参加できますが、途中入退室可能です。
*プログラムの一部でグループワーク(来店参加のみ)を予定しておりますが、任意参加となっておりますので、安心してご参加ください。
*現在調整中のプログラムもあります。当日までに若干の変更が生じる場合もございますのでご了承ください。
*本イベント用の特別シェアラウンジ利用チケットは、イベント開催時間内にいつでも利用できます。
*来店ご参加の方は、昼食時間は外出いただいても、イベントスペース内のお席にお持ち込みでもかまいません。 参考までに3号館1階にスターバックスコーヒー、プリンチ、1号館1階にファミリーマートがございます。
字幕の表示をご希望の方は、ページ下部の「字幕」をクリックし、「字幕を表示」をオンにしてご参加ください。
■アクセス
■その他
■お問い合わせ
- 会期 2025年12月07日(日)
- 時間 10:30~19:05(30分前より入場/接続可能です)
- 場所 蔦屋書店3号館 2階 イベントスペース/ZOOM配信
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 協力 白石正明
- イラストレーション 三好愛
- 問い合わせ先 daikanyama.tsutayabooks.onlineevent@ccc.co.jp