【フェア】『さいごのゆうれい』×『オイモはときどきいなくなる』 ー往還-うら山のロールキャベツ

キッズ
蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース 2021年07月20日(火) - 08月19日(木)
この4月に刊行された斉藤倫さん3年ぶりの書き下ろし長編『さいごのゆうれい』、そして7月に刊行される田中哲弥さん7年ぶりの新作『オイモはときどきいなくなる』。
まったく違う時間を通り抜けてきたにも関わらず、このふたつの作品は、その誕生の瞬間から、どこか不思議に静かに響き合っていました。
そのかすかな音を頼りに、まじわらないはずだったふたつの作品と、4人の作り手が、邂逅を果たします。

『さいごのゆうれい』の絵を描いた西村ツチカさんが、『オイモはときどきいなくなる』の絵を、『オイモはときどきいなくなる』の絵を描いた加藤久仁生さんが『さいごのゆうれい』の絵を、それぞれ新たに描き下ろします。

そして、斉藤倫さんは『オイモはときどきいなくなる』によせた詩を、田中哲弥さんは『さいごのゆうれい』をモチーフにした短編を創作します。
4人の作り手が互いの作品を往還しながらいったい何を生み出すのか。そして、作品のなかで、彼らのなかで響き合うものは何なのか。
 
これまでになかった、ぜいたくな試みとなります。
また、1号館2階キッズフロアでは『さいごのゆうれい』、『オイモはときどきいなくなる』それぞれの書籍の原画を展示いたします。
 

■展示内容
・西村ツチカ描きおろし原画『オイモはときどきいなくなる』5点(販売あり)
・加藤久仁生描きおろし原画『さいごのゆうれい』
・斉藤倫 詩『レオンさんに』
・田中哲也 短編『ミャオ・ターさんが来た』 
・『さいごのゆうれい』原画(展示)
・『オイモはときどきいなくなる』原画(展示)

■フェアグッズ(販売)
・額装アートプリント
・一筆箋
・お菓子BOX
・マグカップ
・ポストカードセット

【プロフィール】
斉藤 倫 (さいとう・りん)
1969年生まれ。詩人。2004年『手をふる手をふる』(あざみ書房)でデビュー。長篇デビュー作『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で、第48回児童文学者協会新人賞、第64回小学館児童出版文化賞を受賞。おもな作品に『せなか町から、ずっと』『クリスマスがちかづくと』『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』(以上福音館書店)、『レディオワン』(光村図書)、絵本『とうだい』(絵小池アミイゴ/福音館書店)、『レミーさんのひきだし』(共作うきまる・絵くらはしれい/小学館)『まちがいまちにようこそ』(共作うきまる・絵及川賢治/小峰書店)などがある。

田中 哲弥 (たなか・てつや)
1963年神戸市生まれ。関西学院大学卒。文学修士。大学在学中の1984年に星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。放送作家、コピーライターなどを経て、1993年『大久保町の決闘』(電撃文庫のちハヤカワ文庫)で長編デビュー。主な作品に『鈴狐騒動変化城』(福音館書店)、『やみなべの陰謀』(ハヤカワ文庫)など。

西村 ツチカ (にしむら・つちか)
1984年生まれ。漫画家。2010年、短篇集『なかよし団の冒険』(徳間書店)でデビュー。同作で、第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。おもな作品に『かわいそうな真弓さん』(徳間書店)、『北極百貨店のコンシェルジュさん』『西村ツチカ短編集アイスバーン』『さよーならみなさん』(以上小学館)などがある。そのほか、装画、挿絵も『シンドローム』(作佐藤哲也/福音館書店)『赤毛のゾラ上・下』(作クルト・ヘルト・訳酒寄進一/福音館文庫)など、多数手がけている。

加藤 久仁生 (かとう・くにお)
1977年鹿児島生まれ。2001年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業。アニメーションや絵本などを制作している。主なアニメーション作品に『或る旅人の日記』『つみきのいえ』『情景』など。著書に『つみきのいえ』『あとがき』(ともに白泉社)などがある。
  • 会期 2021年7月20日(火)~2021年8月19日(木)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 共催・協力 福音館書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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