【展示】コルクアーティスト/久保友則 ~ある日の想い出~

アート
代官山 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリー 2025年05月14日(水) - 05月27日(火)

本展では、約20万個以上の使用済みコルクを使って肖像画を制作してきたアーティスト久保友則による作品を展示いたします。

1999年よりワイン業界に携わってきた久保友則さんは、2014年に日々の食事の中で自然と集まるコルクの風合いに着目し、人物の肖像をコルクで描くという独自の表現を始めました。
以来10年間で、歴史上の偉人や著名人をモチーフに100点を超える作品を制作。作品は帝国ホテルや三ツ星レストラン「ジョエル・ロブション」をはじめ、国内外のさまざまな場所に展示されています。

使用されたコルクは、全国のホテルやレストラン約280か所から提供されたもの。ワインを楽しんだ後のコルクが、アートとして新たな価値を持つ——そんな循環の発想も、作品の特徴のひとつです。
コルクの質感と色味を活かしながら、一つひとつ丁寧に仕上げられた作品を、ぜひご覧ください。

 

【作家からのコメント】
コルクアートとは、たくさんの方々がワインを飲みながら過ごした想い出が
ひとつに出会うためのキャンバスのようなもの

今回の代官山蔦屋さんという場所での展示を通して、
皆さまとの出会いが未来にどんなコルクアートを生むことになるのかとても楽しみにしています。

 
【プロフィール】
コルクアーティスト/久保友則
2014年、食事のたびに無造作に貯まっていくコルクの、時間とともに染み込んだ色合いに魅了され、それを素材にした大きな点描画(モザイクアート)を描くことを思いつき、
約2,000個のコルクを集め、第1作「ナポレオン・ボナパルト」を制作。以降10年にわたり、歴史上の偉人や著名人をモチーフに、20万個以上のコルクを用いて100点を超える肖像画を制作しています。
作品は、帝国ホテルや三ツ星フレンチレストラン「ジョエル・ロブション」などに展示。海外では、アゼルバイジャンで開催された国際アート展に招待されたほか、アメリカ・フランス・イタリア・タイへの作品輸出実績も。また、アメリカ・カリフォルニアの高級ワイナリーや、元サッカー日本代表監督フィリップ・トルシエ氏が手がけるボルドーのワイナリーに、合計9作品を提供するなど、国際的にも活動を展開しています。さらに、コルクアートのオリジナルワインとして、フランス・イタリア・オーストリア・ルーマニア・ニュージーランドの5か国で、作品ラベル付きワインを計3,000本販売。「ワインを楽しんだ記憶を再利用し、新たな物語を生み出す」というコンセプトに共感が広がり、現在では日本全国の約280か所のホテルやレストランからコルクが提供されています。人と人との関わり・つながりを表現するため、作品は人物画に特化。オーダーメイドでの制作にも対応しています。

HP:https://corkart.thebase.in/
 
 
  • 会期 2025年5月14日(水)~2025年5月27日(火)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 代官山 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリー
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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