【展示】原口沙輔 初個展「イ三(いさん)」
触れることができる、選ぶことができる、手元に残る「体験」としての音楽。
音楽家・原口沙輔による初の個展「イ三(いさん)」が、代官山 蔦屋書店にて開催されます。本展では、これまでリリースしてきたアルバム『アセトン』『スクリーンⅡ』と、それに続く新作『イ三』を「三部作」として構成し、それぞれの作品に込めた心情の変遷を、CDというフィジカルな媒体と美術作品を通じて表現します。
サブスクリプション全盛の時代においても、「音楽を持つ」ことの喜びや価値を再認識してほしい——そんな想いから生まれた展示です。 会場では、CDジャケット、ディスク、ブックレットを素材としたアート作品、アルバムにちなんだBGM、インスタレーション、映像作品など、原口沙輔が音楽とアートを融合させて紡ぐ“物語”を五感で体験いただけます。
あなたの目と耳で、音楽の“形”を確かめに来てください。
会場:代官山 蔦屋書店 2号館1階 ギャラリースペース
時間:09:00〜22:00(最終日は20:00まで)
時間帯ごとに異なるBGM、ヘッドフォンでの試聴スペースあり
【プロフィール】
原口沙輔
2003年生まれ。東京を拠点に活動する音楽家。幼少期より坂本龍一の音楽に親しみ、5歳で作曲を始める。2018年にメジャーデビュー以降、郷ひろみ、大瀧詠一、新しい地図、Buffalo Daughter、m-flo、久保田利伸、崎山蒼志など多彩なアーティストへの楽曲提供やリミックスを手がけ、AppleなどのCM、TV、ゲーム、舞台音楽の制作も行っている。VOCALOID楽曲『人マニア』はBillboard JAPAN VOCALOIDチャートで18週連続1位を記録し、MVはYouTubeで5,000万再生を突破。
東京2020パラリンピック閉会式では音楽制作と出演を担当。2023年に本名・原口沙輔としての活動を開始し、改名後初のアルバム『アセトン』はAPPLE VINEGAR Music Award特別賞を受賞。
2025年には、京都で開催されたYMOトリビュートコンサート「MUSIC AWARDS JAPAN A Tribute to YMO」に最年少ゲストとして出演。YMOの代表曲「Rydeen」をバンド編成で、「Behind the Mask」を松武秀樹との共演で披露し、大きな反響を呼んだ。同年、TOWA TEIのアルバム『AH!!』への参加や、坂本龍一トリビュートフェス《RADIO SAKAMOTO Uday》出演など、多方面で注目を集める。サンリオのショー音楽や東京都庁舎のプロジェクションマッピング音楽なども手がけ、音楽×アート×テクノロジーを横断しながら活動中。
- 会期 2025年07月19日(土) - 2025年07月31日(木)
- 時間 営業時間のとおり
- 場所 代官山 蔦屋書店2号館 1階 ギャラリースペース
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 問い合わせ先 03-3770-2525