【フェア】FEDECAのナイフ~鉄の文化と愛着のある道具~

文具
蔦屋書店3号館 1階 文具フロア 2020年01月09日(木) - 02月09日(日)
現在のライフスタイルにあわせた形で、刃物のある暮らしを提案し、木と鉄により育まれた刃物文化を次の世代に継承するブランドFEDECAを店頭でご紹介します。

上質な道具は暮らしを豊かに変えてくれます。こだわりの刃物のある生活は、数々の楽しさや喜びを演出します。私たちは、ひとりでも多くの方に、刃物はただ単に「切れればよい」という考え方からさらに奥に踏み込んで、その道具に付加された「機能性」「伝統・歴史」「デザイン性」「希少性」等の数々の魅力を知っていただきたいと考えています。

例えば、FEDECAを生活に取り入れることで、ナイフを握ったときの感触や、鉛筆を削ったときの音や切れ味、木の香りを味わったり、愛着のもてる道具を長く使うよろこびを感じたり。
普段何気なく行っているお手紙や、荷物を「開く」という作業を、ひとつのイベントとして楽しんだりしていただけるのではないでしょうか。

製品は、ステンレスを積層鍛造したダマスカス鋼と呼ばれる高級材を刃に採用しています。その特徴は、一般の材料よりも硬く粘りを持ち、切れ味の持続がよいこと。
さらに耐腐食性も高く、錆びにくい仕様となっています。
また刃先の芯材部分にはV金10号という高品質の材料を使用し、鋭い切れ味を実現。積層構造による日本刀のような美しい波紋は、職人によるハンドメイドにより、1本1本すべて異なる模様が表出されます。

いつも手に触れるハンドル部分にはアセテート樹脂・吉野杉・といった自然由来の素材のみを採用。自然素材だからこそ使い込むほどに出る深い味わい、大切に使えば使うほど愛着の湧く、一生ものの逸品です。代官山 蔦屋書店では特別に黒檀のハンドルのシリーズをご用意しております。

【プロフィール】
FEDECA (ふぇでか)
「播州三木は鍛冶屋のまち」として古くから知られる兵庫県三木市で、1895年に創業した神沢鉄工がエンドユーザーに向けて打ち出したブランドです。
FEDECAの頭と末尾に配したFEとCA。
FEは鉄の元素記号、CAはcarbon(炭素)を意味し、刃物の材料となる鋼が鉄と炭素から作られることに由来します。ブランドコンセプトは「木と鉄の文化の継承」。
FEDECAには木炭と鉄からなる日本の刃物文化を世界に広める使命を有しています。
またイタリア語で「信頼」を意味するfede。自分たちの技術に対する信頼、お客様との信頼を大切にしていくというメッセージを込めています。

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日本は古来より木と鉄の密接な関係に基づいて文化を育んできました。
砂鉄と木炭をもとに、純度の高い鋼を生産する日本古来の製鉄法「たたら製鉄」、 そしてそれを原料とし、世界最高の鉄刀と呼ばれる「日本刀」を生み出した刃物文化。
現代においても、刃物は道具として木や竹を切ったり、削ったり、生活の中で欠くことのできない存在です。
しかし、最近では便利で安全な道具にとってかわられ、私たちの生活で刃物を使用する機会が大きく減少してしまいました。
日本には刃物の伝統製法を引き継ぎ深化させる、素晴らしい技術をもった鍛冶師の方々がたくさんいます。そうした技術を次の世代につなげていく。
そのためには、もう一度、「切ること」「削ること」といったモノづくりの基本となる動作の大切さを見直し、多くの人に、刃物で物を作ることの楽しみや喜びを感じていただきたい。
そして、刃物を身近に親しんでいただきたい。
今のライフスタイルにあわせた形で、刃物のある暮らしを提案する。
そして、刃物の需要を喚起し、木と鉄により育まれた刃物文化を次の世代に継承する。
それが FEDECAの目指すところです。
  • 会期 2020年1月9日(木)~2020年2月9日(日)
  • 時間 7:00~深夜2:00(営業時間)
  • 場所 蔦屋書店3号館 1階 文具フロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 協力 神沢鉄工株式会社
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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