【フェア】塊~暮らしに溶け込むアルミニウム~

文具
蔦屋書店3号館 1階 文具フロア 2021年01月31日(日) - 02月14日(日)
「アルミニウム」と聞いたときに、まず思い浮かべるのはアルミホイルやアルミ缶。そして、大量生産される工業製品や部品といったイメージを持たれている方が多いと思います。軽量で、伝導性に優れているため、機械で加工しやすい特性を持っているアルミニウム。

しかし、作家永瀬二郎は、あえてそこに人の手を加えています。彼の手掛けるアルミニウムを素材とした作品は、どれもずっしりとした重厚感があり、とてつもない存在感を放っています。そして、一つ一つ、わずかですが個体差があり、それもまた作品の魅力なのです。

独特な味わいのある色合い、余計なものが一切ない洗練されたデザイン、あえて凸凹を残した断面、映し出される影……その全てが荒々しくも美しい作品たち。デスクの一角に佇む、「アルミニウムの塊」から姿を変えたブックエンド、ペーパーウェイト、テープカッター。
それらは人の手によって生み出され、新たな存在意義を与えられ、私たちの暮らしに静かに溶け込んでいきます。

アルミニウムは、鉄や銅のように大きく色が変化したり、錆にくい金属ですが、使い込んでいくうちにじわじわと色味が落ち着いて、良く触れる部分には光沢が出てきます。今回のフェアでは、そんな経年変化を楽しめる、デスクを美しく演出するブックエンド、ペーパーウェイト、テープカッターを展開します。普段は、個展でしかお目にかかれない永瀬二郎の作品たちを店頭でじっくりとご覧ください。
 
▼一部商品はオンラインストアでもご購入いただけます。

 
【プロフィール】
永瀬 二郎 (ながせ じろう)
1990年生まれ。美術大学で金工を学ぶ。卒業後はアートユニット明和電気にて活動、その後2019年に独立し、廃校となった学校の教室に工房を構え、本格的な作家活動を開始。大学時代に学んだ鍛金(たんきん)などの手の技法に加え、プレス機、CAD、3Dプリンターといった工業的な技術を応用し、作品を作り続け、数々の個展を開催。日用品のほか楽器や家具、装置も制作。素材にアルミニウムを使用した作品で近年話題の若手作家。
  • 会期 2021年1月31日(日)~2021年2月14日(日)
  • 時間 営業時間の通り
  • 場所 蔦屋書店3号館 1階 文具フロア
  • 主催 代官山 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3770-2525

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