【フェア】日本文化とミニマル旅装
旅行
蔦屋書店3号館 1階 ブックフロア 2019年10月19日(土) - 11月22日(金)
日本文化を移動性の視点から再解釈し、モビリティカルチャーとしてミニマルなプロダクトを発信している「ONFAdd」。
「FUROSHIKI(風呂敷)」、「FUTON(布団)」、「FUTOKORO(懐)」、「SAMUE(作務衣)」をキーワードに開発されたアイテムは、身軽で最小限の生活を現代に蘇らせ、自由自在に移動し続ける旅をサポートします。
そのインスピレーションの源泉となった日本文化にまつわる本とともに、「ONFAdd」の場所にとらわれない新しい発想のライフスタイルを体感してください。
【フェア取扱い商品】
「FUROSHIKI(風呂敷)」
【フェア取扱い商品】
「FUROSHIKI(風呂敷)」
結ぶ、包む、敷く、覆う。さまざまな用途を持つ日本古来の風呂敷を現代にアップデートした「WRAPPING BACKPACK」。
物の量に合わせてその日のバッグを選ぶのではなく、このプロダクトはバックパックそのもので荷物を操り、包みます。強靱生地のバッグを風呂敷のようにデザインし、自由自在に縦横のファスナーで形を調節できます。
「FUTON(布団)」
「FUTON(布団)」
チューブ状のバックパックを開けるとロールアップされたマットレスが収納された「PORTABLE SLEEPING PACK」は、ちょっと横になりたい時にマットレスを広げ使用することはもちろん、ベッドの代わりとして睡眠することも可能です。日本製のナノハイブリッド線材で構成された立体構造織物クッション材をマットレスの中に搭載することで、軽量かつ薄いにもかかわらず快適性を実現しました。
「FUTOKORO(懐)」
「FUTOKORO(懐)」
現金からキャッシュレスへと移り変わりつつある現代、最小限でシンプルな財布こそ必要であると捉え、ミニマルな意匠と構造を追求した「FLAT WALLET」。
財布に必要な機能をすべて備えながらも、厚みはわずか3mm。パンツのポケットからバッグの中まで、どこに入れても邪魔にならないその薄さは、我々の移動を更に身軽にします。スムースなジャージ生地により、全く引っかかることなくポケットから出し入れすることが可能です。
「SAMUE(作務衣)」
「SAMUE(作務衣)」
かつては寺院の僧侶が作業着として着ていた衣服、作務衣。毎日を旅するように過ごすことができるシワにならないスーツは、現代の作務衣です。
「ANTI-CREASE SUIT JACKET」は、ニット工場との連携で特殊なニット素材を独自開発し、バッグのなかに丸めて収納してもシワにならないメンテナンスフリーな手軽さ、身軽さを実現しています。
【プロフィール】
ONFAdd (オンファッド)
「ONFAdd」はOf No Fixed Addressの略で住所不定を意味する。日本文化の本質はモビリティにあると私たちは考える。日本は平野の少ない島国であり、自然災害大国でもある。木造家屋が密集していた江戸のまちでは、火事が頻発し人々は家財一式を背負って移動することを余儀なくされたが、そのような環境が日本独自のライフスタイルを発達させた。
【プロフィール】
ONFAdd (オンファッド)
「ONFAdd」はOf No Fixed Addressの略で住所不定を意味する。日本文化の本質はモビリティにあると私たちは考える。日本は平野の少ない島国であり、自然災害大国でもある。木造家屋が密集していた江戸のまちでは、火事が頻発し人々は家財一式を背負って移動することを余儀なくされたが、そのような環境が日本独自のライフスタイルを発達させた。
モバイルな文化は、住所不定なライフスタイルを生み出す土壌にもなった。江戸時代の代表的なクリエイターといえる俳人の松尾芭蕉は、旅に明け暮れ、旅の中で「俳諧」という創造行為を行った。芭蕉にとって、旅をすること=創造行為を支えるインスピレーションであり、移動し続ける生活そのものだったといえる。また、不安定な時代に四畳半のモバイルハウスを作って生活した鴨長明は、俗世を離れ創作に集中することで『方丈記』を書き上げた。彼のように持ち物を減らした身軽で最小限の生活は、現在のミニマリストの思想に通ずるものがある。
インターネットの広がりとともに、あらゆる経験が民主化され、私たちは場所に縛られない仕事や生活を手にしようとしている。「ONFAdd」は日本人が築いてきたモビリティカルチャーを、現代的なプロダクトへと再構築し、世界に届けることで、思考と行動に新しい自由をつくることができると信じている。
- 会期 2019年10月19日(土)~2019年11月22日(金)
- 時間 7:00~深夜2:00(営業時間)
- 場所 蔦屋書店3号館 1階 ブックフロア
- 主催 代官山 蔦屋書店
- 共催・協力 株式会社ニューピース
- 問い合わせ先 03-3770-2525