【蔦屋家電＋】「アートが痛みを減らすっ展！？」実験展示

アート・デザイン｜フェア・展示

2021年05月25日(火) - 06月23日(水)

二子玉川蔦屋家電　1階にある次世代型ショールーム「蔦屋家電＋（プラス）」では、2021年5月25日（火）より6月23日（水）まで、デジタルハリウッド大学大学院の院生である長縄拓哉氏（歯科医師/医学博士/画家）が推進する、医学情報を含んだアートを身につけコミュニケーションを促す研究プロジェクトにおける実験展示を開催し、医療に対する無関心層へのアプローチ・行動変容を促す検証を行います。

今回の『アートが痛みを減らすっ展！？』で行う実験は、蔦屋家電＋ではじめての絵画を展示するという試みとなります。さらに今回はアートと痛みの関係性を探るという、これまにでにない実証実験を兼ねています。蔦屋家電＋が実装しているAIカメラによる画像解析システムで得られるデータで世代や性別によってアートの観覧方法にどのような変化があるのか？またそのデータが社会課題の解決に向けてどのようなヒントとなり得るのか注目しています。ユーザー参加型の次世代型ショールーム蔦屋家電＋ならではの新しい取り組みを是非お楽しみください。
（蔦屋家電＋　プロデューサー兼キュレーター　木崎大佑）

アートが痛みを減らすっ展！？

デジタルハリウッド大学大学院の院生である長縄拓哉氏（歯科医師/医学博士/画家）が推進する、医学情報を含んだアートを身につけコミュニケーションを促す研究プロジェクトにおける実験展示。医療に対する無関心層へのアプローチ・行動変容を促す検証を行います。

開催期間　2021年5月25日（火）～6月23日（水）
開催場所　蔦屋家電＋（二子玉川蔦屋家電　1階）
参加費　無料
参加方法　会場に直接お越しください。
お問い合わせ　03-5491-8550（蔦屋家電＋）

長縄拓哉（ながなわたくや）氏プロフィール

歯科医師/医学博士/画家（現代美術作家）
口腔顔面痛学会評議員、同診療ガイドライン委員
非歯原性歯痛の診療ガイドライン作成委員
慢性疼痛診療ガイドライン作成委員
デジタルハリウッド大学大学院16期生
1982年生まれ。
専門は口腔顔面の難治生疼痛（Orofacial Pain）。

2012年からデンマーク・オーフス大学に留学。「周辺環境（視覚、嗅覚、聴覚刺激など）によって変化する人の痛みや感覚」を研究しており、視覚的違和感（錯覚）が痛みを軽減させることを報告している。Somatosens Mot Res. 2014 Dec;31(4):191-7.
新しい口腔用感覚検査器を開発し、世界最大の歯科医学会（IADR）でニューロサイエンスアワードを受賞（2015年Boston）。
人の痛みや感覚を変化させる作品に加え、コンテクストに痛みを取り巻く社会課題を孕ませることで、医療に無関心な層へのアプローチを目指している。DHU JOURNAL Vol.07 2020, 101-102.