【ARTIST NEWS】⽇本の伝統技術と現代彫刻の融合 ー 仏師・彫刻家 加藤 巍⼭の彫刻作品「慈」をご提案
観⾳像の⺟性性をより現代的に解釈した彫刻作品
⼀つのことに専⼼するということは真理を求めることに他なりません。
⼀つのことを知るということは⾃分を知るということ。
⾃分を知るということは世界を知るということ。
世界を知るということは宇宙を知るということです。
それは普遍です。
美醜を越えたものです。
だから私は彫り続けるのです。
それが私の役割です。
新たに仏師で彫刻家の加藤巍⼭(かとうぎざん)の彫刻作品を店頭・オンラインでご提案いたします。
加藤 巍⼭の作品の魅⼒
加藤 巍⼭(かとうぎざん)は現代の仏師で彫刻家です。2017年から東京をはじめ各都市の美術館を巡回した「驚異の超絶技巧!展」に、確かな伝統技術に基づきながらも、新しい感性によって作られた彫刻作品を出品したことで⼤きな注⽬を浴びました。
銀座 蔦屋書店は、加藤 巍⼭の彫刻作品に、"伝統的な仏教美術"と、"現代アートとしての彫刻表現"の融合による今までにない可能性を感じています。「宗教や時代を超えた普遍的な祈り」をテーマにし、ひたむきに彫刻を彫り続ける彼の彫像の世界を、⽇本内外のアートファンに広くご提案をしたいと考えています。
「慈」(じ) について
「慈」は観⾳像の⺟性性をより現代的に解釈し表現した作品です。
平安時代に確⽴された造仏の技法を⽤い、その姿容も仏像の⽊割り法を基にしています。
喜びや悲しみ、苦しみ、不安…そして希望、夢。⼈類が⽂字を発⾒する前から⾏われていた、“祈る”という⾏為。これから加速度的にテクノロジーが発達して、宗教の役割も問われ、⼈間の「匂い」が失われていったとしても、1000年、2000年先もきっと⼈は祈りを⽌めることはないでしょう。
今回の作品は、今まで崇める対象として遠くにあった「仏」をもっと⼈に近いものとして、時代や国、⺠族、宗教を超えた「祈りの姿」として制作された芸術作品です。
もうすぐ完成のときを迎える、芸術と祈りの融合、彼の真⾻頂と呼ぶにふさわしい作品です。
もうすぐ完成のときを迎える、芸術と祈りの融合、彼の真⾻頂と呼ぶにふさわしい作品です。
※9⽉初旬完成予定
作品名:慈(じ)
作家:加藤 巍⼭
⾼さ:120cm 材:檜
お取り扱い店舗:銀座 蔦屋書店
※店頭・オンラインストアでご購⼊いただけます。
作家:加藤 巍⼭
⾼さ:120cm 材:檜
お取り扱い店舗:銀座 蔦屋書店
※ご売約済みとなりました。
アーティストステートメント
私は私の彫刻(仏像)を彫り続けることによって
⽣きることとは何かを探究しているようにも思えます。
⽣きることとは何かを探究しているようにも思えます。
⼀つのことに専⼼するということは真理を求めることに他なりません。
⼀つのことを知るということは⾃分を知るということ。
⾃分を知るということは世界を知るということ。
世界を知るということは宇宙を知るということです。
それは普遍です。
美醜を越えたものです。
だから私は彫り続けるのです。
それが私の役割です。
加藤 巍⼭
アーティストプロフィール
加藤 巍⼭ (かとう ぎざん)
1968年、東京・本所両国に⽣まれる。 ⾼村光雲より五代。
儀軌に準拠した仏像を制作する⼀⽅、⽇本の古典や歴史、仏教や神話を題材とした作品を制作。歴史や伝統、⽂化、⺠族に根差した「⽇本の美意識」 と「仏師」であることに⽴脚しながら祈りの根源を探求し普遍的な美を求む。
儀軌に準拠した仏像を制作する⼀⽅、⽇本の古典や歴史、仏教や神話を題材とした作品を制作。歴史や伝統、⽂化、⺠族に根差した「⽇本の美意識」 と「仏師」であることに⽴脚しながら祈りの根源を探求し普遍的な美を求む。