【フェア】ゆったりとおうち時間を楽しむー銀座 蔦屋書店の陶器市ー

6月1日(月)~ 店頭、オンラインショップにて「銀座 蔦屋書店の陶器市」を開催します。

―銀座 蔦屋書店の陶器市ー
 
会期:2020年6月1日(月)~2020年8月3日(月)
会場:店頭、オンライン特設ページ
※オンラインストアでのお買い物は6月1日以降より可能になります。
 
コロナ禍となり、特におうちにいる時間が長くなった皆さまも多いのではないでしょうか?
銀座 蔦屋書店では「”おうち時間”を今よりもっと楽しんでいただけるアイテムをご紹介したい」と考え、おうち空間を彩ながら、日々を楽しんでいただけるような陶器市を、今回オンラインフェアとして開催いたします。
今回の「銀座 蔦屋書店の陶器市」のコンセプトにあわせておすすめするブランドは全部で4ブランド。6人の作家たちになります。作家の個性が輝く、美しい器の世界をお楽しみください。
 

 

2016/ Leon Ransmeier

レオン・ランスマイヤー

2016/は世界8カ国16組のデザイナーによる16の現代的な器のコレクション。有田焼の歴史と技術を継承するグローバルブランドです。ニューヨークを拠点に活動するレオン・ランスマイヤーは、日本の文化背景をリサーチする中で、「触れる美」の存在を見出しました。日本の器は手に取ることでより美しさを感じることができる形状と質感を持っていることに着目し、手に取りたくなる形状を持つ道具からインスピレーションを受けた特徴的なデザインを採用しました。コーヒーポットや花瓶、マグなどの取っ手は、高度な成形技術によって膨らみを持たせ、手になじむ形状をしています。

【企画担当のココがおススメ】

マグカップ、エクスプレッソの取手の位置は少し高めのデザインになり、とてもエレガントな雰囲気が漂っています。また、ボールやプレートのシンプルな曲線がとても美しく、つい手に取りたくなる作品です。

Leon Ransmeierの商品一覧

 


2016/ Kirstie van Noort

カースティ・ヴァン・ノート

2016/は世界8カ国16組のデザイナーによる16の現代的な器のコレクション。有田焼の歴史と技術を継承するグローバルブランドです。オランダのデザイナー、カースティ・ヴァン・ノートは、素材のリサーチからデザインをスタートさせました。彼女は採石場を訪れ、有田で利用される陶石が不純物を殆ど含まない極めて特別なものであることや、不純物を多く含む原料は全て廃棄されている現状を知りました。そして、普段廃棄される不純物を多く含む陶石に着目し、自然から生み出される美しい色合いの陶土を開発しました。コレクションの2つのシリーズは、独特の色彩と素材感を強調するように、シンプルな形状で構成されています。

【企画担当のココがおススメ】

不純物を多く含む陶石を使用された、素材の温かみを感じられる作品です。独特の色彩は柔らかい雰囲気を与えてくれます。
 
 

 
2016/ Teruhiro Yanagihara
柳原 照弘

2016/は世界8カ国16組のデザイナーによる16の現代的な器のコレクション。有田焼の歴史と技術を継承するグローバルブランドです。このシンプルなテーブルウェアは、スタッキングが可能で、世界の日常に使えるスタンダードなテーブルウェアです。デザイナー柳原照弘は磁器の製造工程の中で必ず起こる釉薬の現象をヒントに、完全と不完全の美が共存するデザインを提案しました。日本で古くから信仰される、不完全なものにこそ美が宿るという思想をもとに、彼は有田ではこれまでは失敗としていた、釉薬のムラを肯定し、その表情が特徴的なテーブルウェアを作りました。
 
【企画担当のココがおススメ】
釉薬のムラを美しく表現した、見つめていたくなる作品です。また、日常に使えるスタンダードなテーブルウェアですが、釉薬の定着によりすべて1点ものです。
 
 

 
加藤美樹(かとうみき)

京都で活躍する「イッチン描き」を用いて磁器を造られる加藤美樹。 「イッチン描き」とは、 スポイドに泥を入れてケーキのデコレーションのように、 押し出して盛り絵を描く技法です。 一つ一つ紋様を描いているため、 一つとして同じものはありません。 熱帯雨林に生い茂る植物やアンティークレース、 大陸から伝わったダマスク紋、 ペルシア絨毯の紋様などをデザインに取り入れ、 独自のイッチン装飾を展開している作家です。
 
【企画担当のココがおススメ】
緻密な紋様や釉薬の濃淡を愉しめる加藤美樹さんの作品はすごく魅力的です。可愛らしい、4つ足のある香炉も特徴的でとてもおすすめです。
 
 

 
西 隆行(にしたかゆき)

佐賀県有田町で作陶する西隆行さんは、 素材の良さを引き出す感覚に優れ、 色彩表現に定評がある若手陶芸家。 SHIZUKUシリーズの他に、 粉引きや刷毛目、 型打ちなどがあります。
【企画担当のココがおススメ】
時が止まったかのような釉薬の自然な流れを表現した西隆行のSHIZUKUシリーズ。最もおすすめなのは新作のデザートカップです。1200~1300度で溶けだし温度が下がると固まる釉薬(ゆうやく)の特徴を使ってつくられています。溶け方は1点ずつ異なります。
 
 

 
有田焼窯元 やま平窯
 
佐賀県の陶磁器ブランドです。 この度、 卵の殻のように薄いエッグシェルをご紹介します。 江戸時代から明治にかけて輸出用食器として作られた“卵殻手”と呼ばれる薄くて丈夫な磁器がエッグシェルの原型です。やま平窯では、 透光性のある陶土を改良し、独自の技法によってこの卵殻手の技術を再現することに成功。 ガラス質を多く含む土を釉薬をかけずに焼くことで、厚さ1mm以下という繊細な器をつくり出しました。
※写真右から2つ目の商品は、今回お取り扱いがございません。
 
【企画担当のココがおススメ】
厚1㎜の磁器特有の透過性があるため、中にビールを入れるとほんのり黄色く色づきます。入れる飲み物によってグラスの色の変化も楽しむことが出来るのがエッグシェルの特徴です。
    
 

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