【トークイベント】
《銀座 美術夜話会―もっと展覧会を楽しむために 第6話》仁和寺と御室派のみほとけ展開催記念
空海に会いにいく―現代に考える密教の教え

アート
BOOK EVENT SPACE 2018年 01月25日(木)

1月16日から3月11日まで、東京国立博物館にて特別展「仁和寺と御室派のみほとけ―天平と真言密教の名宝―」が開催されます。

仁和寺は仁和4年(888年)に創建された、真言宗御室派の総本山です。平成6年(1993年)には世界遺産に登録されました。本展には仁和寺はじめ、全国に約790箇所ある御室派寺院に伝わるすぐれた絵画、書跡、彫刻、工芸品、そして秘仏が集まります。真言密教の美しい逸品を一堂に見ることができる貴重な機会です。
中でも注目は、仁和寺の御本尊 阿弥陀如来坐像(国宝)と、江戸時代の出開帳以来初めて東京で公開される葛井寺の秘仏 千手観音菩薩坐像(国宝)、そして、もうひとつ忘れてはならないものが、仁和寺が所蔵する空海の書「三十帖冊子」(国宝)の期間限定全帖公開です。

空海は、時代が奈良仏教から、平安仏教へと転換する中で、中国より真言密教をもたらし、真言宗を開きました。諡号は弘法大師。今回公開される「三十帖冊子」は、空海が唐に滞在中に、写経生らとともに、青龍寺の恵果和尚らから修得した密教経典・儀軌などを書写した冊子です。2014年に修復が完了し、今回、展覧会史上初の全帖公開が実現することとなりました。

このように、すばらしい品々に出会える貴重な展覧会ですが、「空海」「密教」「御室派」について、なかなか耳にする機械が少なく、馴染みがないかもしれません。「密教」そして「空海」の教えについて理解を深めることで、出展される秘仏や名宝の美しさをさらに深く感じることができるのではないでしょうか。
そこで今回は、仏教に関する著書を多数刊行されている作家の田口ランディさんをインタビュアーとしてお迎えし、仁和寺の瀬川執行長、そして葛井寺の森住職に、それぞれのお寺やご本尊、御室派のこと、さらに弘法大師 空海の生き方や教え、仏像の起源についてなどの視点から、密教そして仏教について考え、学んでいきます。

また、本トークを通じて、現代において密教に触れ、考える意味や可能性についても、みなさんとともに考える機会につなげたいと願っています。

【参加条件】
イベント参加券 (2,000円/税込)をご購入いただいたお客様がご参加いただけます。

【お申込み方法】
・店頭
・お電話 03-3575-7755
オンラインショップ
   ※オンラインショップでの受付は2018/01/23(火)午前9時の受注分までとさせていただきます。

【ご注意事項】
*参加券1枚でお一人様にご参加いただけます。
*イベント会場はイベント開始の30分前から入場可能です。
*当日の座席は、先着順でお座りいただきます。
*参加券の再発行・キャンセル・払い戻しはお受けできませんのでご了承ください。
*定員に達し次第、受付を終了させて頂きます。
*止むを得ずイベントが中止、内容変更になる場合があります。

【プロフィール】
瀬川 大秀 (せがわ たいしゅう)
総本山仁和寺執行長・真言宗御室派宗務総長。王至森寺(愛媛県西条市)住職。
昭和22年愛媛県に生まれる。昭和38年得度(16歳で仏門に入る)。昭和44年高野山大学文学部密教学科卒業。昭和47年愛媛県西条市 王至森寺住職任命。平成20年御室派権大僧正任命。平成22年総本山仁和寺執行長・真言宗御室派宗務総長就任。平成26年総本山仁和寺執行長・真言宗御室派宗務総長再任。

森 快隆 (もり かいりゅう)
昭和16年生まれ。高野山大学卒業後、昭和50年より西国三十三箇所第五番札所、葛井寺(ふじいでら)の住職を勤める。西国三十三所徒歩巡礼を何度も満願し、現在もNPO西国古道ウォーキングサポート理事長として巡礼中。大阪府仏教会副会長、西国三十三箇所札所会行事委員長も務める。

田口ランディ
1959年、東京生まれ。作家。最新刊は『逆さに吊るされた男』(河出書房新社)。広く社会問題や人間の心をテーマに、フィクションとノンフィクションを往還しながら幅広い執筆活動を続けている。作品は映画化や各国語に翻訳され、海外でも高い評価を得ている。2001年『できればムカつかずに生きたい』で婦人公論文芸賞を受賞。小説に『アンテナ』『モザイク』『ドリームタイム』『被曝のマリア』『マアジナル』『キュア』『サンカーラ この世の断片をたぐり寄せて』『ゾーンにて』『リクと白の王国』『指鬘物語』など、エッセイ/ノンフィクションに『いきなおすのにもってこいの日』『ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ 原子力を受け入れた日本』『いのちのエール 初女おかあさんから娘たちへ』『生きてるって、幸せー!』など多数。

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【関連展覧会】
仁和寺と御室派のみほとけ―天平と真言密教の明宝
日時:2018年1月16日(火)~3月11日(日)
場所:東京国立博物館
展覧会公式サイト:http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1868
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【銀座美術夜話会とは】
展覧会、美術館をもっと身近に楽しんでほしい。
そんな想いから、銀座 蔦屋書店は、学芸員さんをはじめ、アーティストや批評家など、展覧会にかかわるさまざまな方をお招きして、展覧会について語り合っていただく「銀座 美術夜話会」を開催します。
この展覧会の見所や、あの展覧会の舞台裏。美術家や美術史についてなど、さまざまなテーマから展覧会にアプローチしていきます。きっと展覧会を楽しむための新しい視点をお持ち帰りいただけるはず。夜の銀座でお待ちしております。

 

【イベント参加特典】
本イベントにご参加いただいたお客さまに、感謝の気持ちをこめまして、イベントの当日に限り、銀座 蔦屋書店の洋書を10%OFFとさせていただきます。ぜひ、ご活用くださいませ。
※洋雑誌は対象外です。
※当日、受付にてお渡しをするイベント参加券が、洋書10%offの引換券となります。お買い物の際、レジのスタッフにご提示ください。
※本特典はイベントの当日に限らせていただきます。

 


  オンラインショップでの受付は2018/01/23(火)午前9時の受注分までとさせていただきます。
  ※配送の無い商品(*1)のオンラインショップでの受付は、クレジットカードでのみ承っております。
   代金引換でのご注文はキャンセルとなりますのでご注意ください。
    *1 参加券のみ及び店頭にてお渡しの商品は配送がございません。

  • 会期 2018年01月25日(木)
  • 時間 19:30~21:00
  • 場所 BOOK EVENT SPACE
  • 定員 50名
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
mail

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