【展示】三平硝子 新作展示「Real?」
アート
2022年05月09日(月) - 05月31日(火)
新素材ガラスのバーナーワークで色彩豊かな世界を表現する三平硝子による展示「Real?」を5⽉9⽇(月)〜5⽉31⽇(火)の期間に開催いたします。
三平の作品はガラスをバーナーの火の中に入れる「バーナーワーク」と呼ばれる技術で制作されます。ガラスカルチャーとしてのバーナーワークは70年代にアメリカで起こったスタジオガラス運動(個人が小さなガラススタジオをもちアート作品を作ろうというヒッピーカルチャー)の中で生まれたもの。このガラスカルチャーは90年代にボロシリケイトと呼ばれる、多くの色彩がある強化ガラスという新素材を得て以降、多様な作品が生まれることとなります。三平のガラスアートもこの系譜に位置しています。
長年BMXのライダーとして「Xsports」を実践し、日常を仲間と共に過ごしてきた三平。彼のもつ独特の探求心や過激さ、繊細さ、精神性、美意識といったものはその経験から醸成されたものであり、作品の中にも同質の感性を随所に見て取ることができます。
本展では、三平が現実に起こった彼自身の出来事や出会った人々を元に、それらを非現実的なモンスターとして表現。現実と非現実の異なるようで紙一重の二面性の世界を立体作品として発表いたします。
また、今回の作品では不透明な色ガラスを中が空洞のガラス管の状態に形づくり、内側には糸や液体を入れることでモンスターの内面や溢れ出るエネルギーを表現しています。
ガラスカルチャーとストリート、彼自身のストーリーがガラスアートの中でラジカルに交差する、彼だけにしか成し得ない新しい表現と世界をお楽しみください。
長年BMXのライダーとして「Xsports」を実践し、日常を仲間と共に過ごしてきた三平。彼のもつ独特の探求心や過激さ、繊細さ、精神性、美意識といったものはその経験から醸成されたものであり、作品の中にも同質の感性を随所に見て取ることができます。
本展では、三平が現実に起こった彼自身の出来事や出会った人々を元に、それらを非現実的なモンスターとして表現。現実と非現実の異なるようで紙一重の二面性の世界を立体作品として発表いたします。
また、今回の作品では不透明な色ガラスを中が空洞のガラス管の状態に形づくり、内側には糸や液体を入れることでモンスターの内面や溢れ出るエネルギーを表現しています。
ガラスカルチャーとストリート、彼自身のストーリーがガラスアートの中でラジカルに交差する、彼だけにしか成し得ない新しい表現と世界をお楽しみください。
数年前までBMXと呼ばれる自転車に乗って行うストリートスポーツを13年ほど行っていました。夜な夜な公園に仲間達で集まり競技していくストリートスポーツの世界では、自分にしかできないトリックや、動きをすることで仲間からの評価が高まる世界でした。
仲間はみな個性的な人間が多く、BMXに対する情熱や真新しいトリックの発想など、彼らと過ごした日々は刺激的なものでした。
そうした環境に長年いることで表現や発想など多くを学びました。
私が生み出すモンスターは自分自身に起きた出来事やコンプレックス、出会った人など、現実に起きたことがモデルとなっています。
自分自身に起きた出来事だからこそ、『こんなこと起きるよね』や『こんな人いるよね』など、"共感"といった部分に重きをおいて作品1つ1つにストーリーが存在する作品を生み出しています。
"共感"に重きをおいている理由として、まず、ストリートスポーツにおいて私達は警察や警備員の方達から注意を受けることが多かった。
そして、仲間内で同じ境遇や環境、日常で起こった面白い出来事や嫌な出来事などをお互いに共感していくことでの仲間意識が強くありました。
これは一種の対抗文化(カウンターカルチャー)の表れではないかと考えており、私が作った作品自体に対抗文化的なストーリーを持つものが存在しているのは、そういった過去の出来事を踏まえてなのだと考えています。
私はガラスをバーナーの火の中に入れて、ガラスを溶かしながら制作するバーナーワークと呼ばれる技術で制作しています。
技術はアメリカにいるガラス造形作家のZii氏から学びました。
彼女は小柄な黒人の女性ながら、技術・精神的な部分に長けており、技術は数日習った程度ですが、技術だけに限らずガラスに向き合う精神的な部分や生き方を多く学びました。
私が使う素材はボロシリケイトガラスと呼ばれる強化ガラスの一種です。
このガラスは展示するうえで、転倒や落下による割れがおきにくく経年劣化などもない、展示や保管に適している素材なのです。
三平 硝子/Shoko Mihira
仲間はみな個性的な人間が多く、BMXに対する情熱や真新しいトリックの発想など、彼らと過ごした日々は刺激的なものでした。
そうした環境に長年いることで表現や発想など多くを学びました。
私が生み出すモンスターは自分自身に起きた出来事やコンプレックス、出会った人など、現実に起きたことがモデルとなっています。
自分自身に起きた出来事だからこそ、『こんなこと起きるよね』や『こんな人いるよね』など、"共感"といった部分に重きをおいて作品1つ1つにストーリーが存在する作品を生み出しています。
"共感"に重きをおいている理由として、まず、ストリートスポーツにおいて私達は警察や警備員の方達から注意を受けることが多かった。
そして、仲間内で同じ境遇や環境、日常で起こった面白い出来事や嫌な出来事などをお互いに共感していくことでの仲間意識が強くありました。
これは一種の対抗文化(カウンターカルチャー)の表れではないかと考えており、私が作った作品自体に対抗文化的なストーリーを持つものが存在しているのは、そういった過去の出来事を踏まえてなのだと考えています。
私はガラスをバーナーの火の中に入れて、ガラスを溶かしながら制作するバーナーワークと呼ばれる技術で制作しています。
技術はアメリカにいるガラス造形作家のZii氏から学びました。
彼女は小柄な黒人の女性ながら、技術・精神的な部分に長けており、技術は数日習った程度ですが、技術だけに限らずガラスに向き合う精神的な部分や生き方を多く学びました。
私が使う素材はボロシリケイトガラスと呼ばれる強化ガラスの一種です。
このガラスは展示するうえで、転倒や落下による割れがおきにくく経年劣化などもない、展示や保管に適している素材なのです。
三平 硝子/Shoko Mihira
三平硝子(Shoko Mihira)
東京都生まれ
2016 アメリカのガラス造形作家 Zii氏より師事
【主な受賞歴】
2020 『Monstar Exhibition 2020』優秀賞
2021 『IAG awords 2021』入選
2021 『Independent Tokyo 2021』 審査員特別賞
【主な活動】
2019 上海 『Model fes』
2019 アメリカ 『Designer com』
2021 西荻窪 Gallery Face to face『5つのいきものがたり』
2021 表参道 スパイラル『SICF22』
2022 新宿 伊勢丹『アートのチカラ』
2022 銀座 荒井画廊『Kowaii展』
2022 森下 Gallery Dalston『Group Exhibition』
2022 京橋 四季彩舎 『Monster』
[展覧会詳細]
[販売について]
展示作品は、銀座 蔦屋書店店頭および、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて、5月9日(月)10時30分より販売いたします。
\オンラインストアで購入する/
2022年5月9日(月)10:30~
- 会期 2022年5⽉9⽇(月)〜5⽉31⽇(火)※終了⽇は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。
- 会場 銀座 蔦屋書店 スターバックス前平台
- ⼊場 無料
- 主催 銀座 蔦屋書店
- お問い合わせ 03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp