【展示】小久保タクミ 展示 Hollow & Halo

アート
銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前 2024年09月21日(土) - 10月11日(金)
小久保タクミ 展示 「Hollow & Halo」 を2024年9月21日(土)~2024年10月11日(金)までの期間で銀座 蔦屋書店インフォメーション前にて開催いたします。

[展示ステートメント]
「私はこれまで「存在」という漠然とした概念がいかにして捉えることができるのかを確かめるために制作を続けてきた。 
もし物事が環境とその内的要素との間で規定されるのだとしたらその本質は不安定に流動し、まるでサナギのようにドロドロとした内部が殻を隔ててこの世界にその存在を留めようとしているのではないだろうか。
私がこのcoveringシリーズにおいて包まれた物体を描く理由はそこにある。 
つまり膜は環境を固定化し、内側の痕跡を形として留めるためのメディウムなのである。 
そしてまるで抜け殻のようになってしまった物体は内側に空虚な間を残しながら新たなイメージへと変換され目の前に立ち現れる。
見て、そして認識するという一連の行為においてこれまで捉えることのできなかったまだ名前のない「何か」に触れるように、私もまたイメージを再現する。」
 
小久保タクミ
 
[アーティストプロフィール]
小久保タクミ/Takumi Kokubo 
1997年 埼玉県生まれ 
2020年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻入学 
2024年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程入学 
 
■主な展示 
2021年 個展「眩惑されたまなざし」東京   
グループ展(企画構成)「Navigated Locomotion」東京 
2022年 グループ展「Non-title」東京 
2023年 グループ展(キュレーション)「反転するネットワーク」MEDEL GALLERY SHU、東京 
個展 「〈in〉visible」TRUNK(HOTEL)、東京 
グループ展「Metamorphosis」WKM GALLERY、香港 2024年 グループ展「地とレンズ」Empathy Gallery、東京 
 
■受賞歴 
2018年 「世界絵画大賞展」入選 
2020年 「FACE2020」入選 
2021年 「WATOWA ART AWAARD 2021」10位入選 、 「長亭GALLERY展」入選 
2022年 令和四年度安宅賞受賞 
 
■メディア等 
2022年 「推しスタ」制作・著作:KDDI,テレビ朝日 
2023年「松本人志なかみ展」(作品提供)主催:フジテレビジョン,吉本興業 

宗教、オカルトなど社会との関係性によってあり方や価値が変化する事象をモチーフに絵画や立体、インスタレーションを用いて制作している。 物事の外側と内側とを隔てる枠組みを再構成することで存在自体の不安定さを浮き彫りにし、その曖昧で捉えどころのない要素といかにして向き合うかを試みている。 布を被せたモチーフをペインティングとして描き起こす《Covering》シリーズでは、存在するモノ自体を構成する形や色などを「表面性」とし、新たに布を被せることで本来の表面性が内面へと移行させる。それにより表面性の情報群を認識できなくなるため、鑑賞者は存在の認識の仕方を再思考するとともに、各鑑賞者それぞれの内側にオリジナルとは異なる個別の存在が立ち現すことを試みている。
 
[販売について]
9月21日(土) より、店頭にて販売いたします。
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
 
 
  • 会期 2024年9月21日(土) - 2024年10月11日(金)※終了日は変更になる場合があります。
  • 時間 当店Webサイトをご確認ください。
  • 場所 銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
  • 主催 銀座 蔦屋書店
  • 協力 ALPHA ET OMEGA
  • 問い合わせ先 03-3575-7755
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