【展示】蝸牛あや「螺旋の時 / Spiral Time」
アートスクエア|アート
銀座 蔦屋書店 アートスクエア 2025年11月15日(土) - 11月27日(木)
この度、銀座 蔦屋書店にて美術家・蝸牛あやの作品展示を、2025年11月15日(土)〜11月27日(木)の期間に開催いたします。
本展では、自然界と内面に宿る螺旋を手がかりに制作した作品を展示いたします。
[アーティストステートメント]
私は触覚的な素材を通して、時間や感覚を形にすることを目指しています。
刺繍は時を身体で刻み、物質化する手段と捉えています。
私は触覚的な素材を通して、時間や感覚を形にすることを目指しています。
刺繍は時を身体で刻み、物質化する手段と捉えています。
今回は、自然界に見られる螺旋――貝殻や落ち葉のうねり、羽根に見る光の帯――をモチーフに、循環・生成・変容といった絶えず変化する生命の動きを探りました。
それは同時に、個人の内に存在する見えない螺旋――感情や記憶の再構築、回復の過程――を重ねる試みでもあります。
それは同時に、個人の内に存在する見えない螺旋――感情や記憶の再構築、回復の過程――を重ねる試みでもあります。
時間が加速し、直線的な進歩や生産性に価値が置かれてきた現代において、制作することは、自分の身体を通して生きる時間と感覚の確かさを取り戻すことでもあります。

王国 / Kingdom, 2023, 60 x 49.5 x 2.7 cm, Silk embroidery on dyed silk cloth
「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」出品作
「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」出品作

Feather, 2025, 15.6 x 11.6 x 0.5 cm, Silk embroidery on dyed silk cloth, brass
Photo by Masashi Kuma
[アーティストプロフィール]
蝸牛あや / Aya Cagiu

Photo by Masashi Kuma
2001年、多摩美術大学彫刻学科卒業。彫刻的な造形感覚をもとに、刺繍を立体的、時間的な表現へ展開している。
日本の染織文化や「祈り」としての手仕事を現代に継承し、糸が刻む時の痕跡を通して「見ること」と「触れること」の境界を探る。
2011年の初個展「海のむこう 空のなか」以来、刺繍による作品を発表。主な展覧会に、高松市美術館「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.09『時どきどき想像』」(2020)、「糸で描く物語」(2021–23,横須賀美術館ほか巡回)、個展「夜間飛行」(2023, メグミオギタギャラリー)、「超絶技巧、未来へ!」(2023–24, 三井記念美術館ほか全国巡回)、など。
[販売について]
作品は銀座 蔦屋書店店頭、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL」にて販売いたします。
店頭:11月15日(土) 10:30~販売開始
オンライン:11月17日(月)10:30~販売開始
※作品はプレセールスの状況により展覧会会期開始前に販売が終了することがあります。
\オンラインストアで購入する/
2025年11月17日(月)10:30~販売開始
- 会期 2025年11月15日(土) - 2025年11月27日(木)※終了日は変更になる場合があります。
- 時間 当店Webサイトをご確認ください。※最終日は17時まで
- 場所 銀座 蔦屋書店 アートスクエア
- 主催 銀座 蔦屋書店
- 協力 メグミオギタギャラリー
- 問い合わせ先 03-3575-7755