【ギャラリーENシェルフ】中島智靖 『経年変化と陶』
日本文化
2024年06月22日(土) - 07月25日(木)
【京都岡崎 蔦屋書店】2024年6⽉22⽇(土)より中島智靖 『経年変化と陶』展を開催。
京都岡崎 蔦屋書店(京都市左京区ロームシアター京都 パークプラザ1階)では店内ギャラリーENシェルフにて中島智靖 『経年変化と陶』を2024年6⽉22⽇(土)〜7⽉25⽇(木)の期間開催します。
- ・概要
今回は中島智靖の代表的な、枯色線紋シリーズそして黒星シリーズが店頭に並びます。
京都伏見でつくられる器たちは独特な風合いと雰囲気を感じます。
ビンテージのようでもあり、民藝のようにも感じるおもむきがある器は枯色線紋にオリジナルの線紋が描かれています。
今回の展示のタイトルの『経年変化と陶』にもあるように、時間の移ろいと共に変化をたのしむことのできる器たちです。
ぜひ独特な風合いを直接味わいにお越しください。
- ・作家ステートメント
ものづくりをしていてとても大切な要因として経年変化というものがあります。
うつわを長く使っていくと、段々と油分が染み込んでいったり風合いが変わっていったりと。
それは劣化と呼んでしまえば劣化ですが、私は1つの成長だと思っています。
使っていただく上で、もちろん使いやすさや軽さ、馴染やすさは意識しますが、もう一つ長い時間の中でどのように成長できるうつわを作れるのかが私の作品のテーマになっています。
作品のシリーズの中に線紋というオリジナルの技法があります。
陶磁器は動かないもの。
しかし、窯の中では陶器は動きます。動くからこそ歪んだり割れたりするわけです。陶器としての動き、窯の中の動きを作品として記憶する。それが線紋シリーズのテーマです。
今回の作品たちは、釉薬を使用していないものがたくさんあります。使い始めはザラザラとして少し尖った印象のあるうつわですが使用していくごとに優しい風合いに変わっていきます。
その変化を日常に落とし込んで楽しんで頂けると幸いです。
中島 智靖
- ・作家紹介
中島智靖
1998年 大阪で生まれる
2017年 京都精華大学 造形学科 陶芸専攻 入学
2022年 伏見の共同アトリエにて制作
- ・作品紹介
▲枯色線紋スープカップ
▲枯色線紋捻り小鉢
▲左から枯色茶壺、枯色線紋空洞酒器、枯色空洞台皿
▲黒星6寸リム鉢
▲黒星リム小皿
- ・作品販売について
販売初⽇の6⽉22⽇(土)8時より店頭販売を開始します。
※今回オンラインでの販売予定はございません。
- ・フェア詳細
『経年変化と陶』展
中島智靖
期間|2024年6⽉22⽇(土)〜7⽉25⽇(木)
※終了⽇は変更になる場合があります。
時間|8:00〜20:00
会場|京都岡崎 蔦屋書店 GALLERY EN シェルフ
主催|京都岡崎 蔦屋書店
お問い合わせ|075-754-0008(営業時間内)