【フェア】夢窓庵骨董市

アート｜フェア・展示

2F 天平ギャラリー 2023年05月23日(火) - 06月15日(木)

日本料理「夢窓庵」女将のコレクション

奈良公園の入り口、300坪の敷地に佇む日本料理店「夢窓庵」
四季折々に移りゆく自然美が愉しめる庭園は造園師でもある女将が監修しています。
他にも自らがデザインをした器、さりげない草花のあしらい、飾られる調度品の数々。
女将の演出する美しく調和のとれた空間は深く人々の印象に残ります。

■アジアの骨董市

そんな女将の審美眼により蒐集されてきた豊富なコレクションの中から、朝鮮・李朝時代とフィリピンの少数民族・イフガオ族をテーマに骨董市を開催致します。

李朝時代：脱乾漆扁壺
身分の高い人の持ち物（酒や水を入れる容器）。粘土の原型に幾重にも麻布を重ね、漆で多い固め成形。乾漆後に原型を溶かし取り去る技。奈良時代に盛行した漆工芸の技法。

イフガオ族：(左）祭祀用木像　　（右）酒容器

李朝時代：漆塗紙縒製品
紙縒（こより）を編んで全体を漆で塗り固めたもの。軽くて硬い。花器などとして使えます。

イフガオ族：酋長の椅子
材質は黒檀と思われます。着座する民族なので椅子の座面も低いです。

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