【フェア】市場の古本屋ウララ「三年九か月三日　那覇市第一牧志公設市場を待ちながら」

フェア・展示

入り口前柱巻き 2023年06月03日(土) - 07月20日(木)

沖縄県は那覇の市場中央通り、牧志公設市場の向かいにある「市場の古本屋ウララ」。
わずか三畳程とけして大きくはないスペースに、沖縄の本を中心として、たくさんの本が並び、市場に日用品や食材を買いに来た地元の方から、観光客まで多くの方が来店されます。

店主の宇田智子さんは、神奈川県生まれ。東京の大手書店に勤務し、沖縄の本フェアを組んだことをきっかけに2009年、沖縄に移住。2011年に「市場の古本屋ウララ」を開店しました。
その商いや活動は出版業界を中心に全国的にも注目され、自身が書かれた著書は韓国や台湾でも翻訳、出版されています。

そんな中、店舗の向かいの牧志公設市場が老朽化による建替のために一時閉場することになり、仮設市場で営業を続けることになりました。
（現在は新しい第一牧志公設市場が誕生しています）

本書は19年6月19日から、仮設市場での営業を終えた、23年3月4日までの建替の記録と、宇田さんが感じた日々のことをまとめたものです。
変わるもの、変わらないもの。変えた方がいいもの、変えてはいけないもの。
約4年の歳月の中で、宇田さんが感じたことが綴られています。

本書のサイン本に加え、これまで出されたご著書にはサイン付栞の特典をご用意しております。
是非、この機会にご覧くださいませ。

市場の古本屋ウララ

那覇の第一牧志公設市場の向かいにある小さな古本屋です。沖縄の本を中心にあれこれ並べています。
HP：https://urarabooks.ti-da.net/
Twitter：https://twitter.com/urarabooks

オンラインショップ取り扱い中です。

CONTE MAGAZINE/垂見健吾「めくってもめくってもオキナワ」

宇田さんの著書「那覇の市場で古本屋」の表紙を撮影された垂見健吾さんの写真集「めくってもめくってもオキナワ」が発売されました。
約 50 年にわたって沖縄の島々を巡り、人々の暮らし、文化記録を撮影してきた、南方写真師・垂見健吾さんの560ページにも及ぶ大作です。
今はなき懐かしい風景から、最新の 2023 年まで、過去と現在、そして未来に残したい沖縄をご覧くださいませ。
市場の古本屋ウララの写真も掲載されております。

オンラインショップ取り扱い中です。

CONTE MAGAZINE

CONTE MAGAZINEは、今を生き、未来を考える言葉を伝える雑誌です。
人の暮らしにおいて大切にしていきたいこと、継いでいきたい想い、自然とともに生きる知恵、そして、今、ここに生きる意味。
日本の南、沖縄は、昔ながらの暮らしや伝統を大切にしながらも、新しいカルチャーも日々生まれている島です。CONTE MAGAZINEは、そんな沖縄に編集部を置き、沖縄から、日本を、世界を、過去を、未来を、見てみたいと思います。
沖縄で起きていること、ここで生きる人々の声を伝え、また、今、私たちに必要な言葉を拾いに、日本全国に様々な素晴らしい表現者たちに会いに行き、その人にしか紡げない物語を描きます。
目には見えないものを見えるように、声にならない声が聴こえるように。

HP：http://contemagazine.com/
Instagram：https://www.instagram.com/conte_magazine/

今回のフェアでは、市場の古本屋ウララと所縁のある沖縄の喫茶店やコーヒー店のコーヒー豆を販売いたします。
本と一緒にコーヒーも、どうぞお楽しみくださいませ。

<ご出店店舗様＞※五十音順

カフェユニゾン

沖縄県宜野湾市にて2005年創業。
昼は「沖縄文化食堂」、夜は「沖縄文化酒場」として、沖縄らしさを生かしたオリジナルメニューを提供する「カルチャーカフェ」。
カフェの他にも書籍や雑貨の販売、ライブやイベントの開催を通して沖縄やアジアの文化を発信しながら営業中です。
当店特注のコーヒーは、沖縄Humming Coffee様にて焙煎。バランスのいい苦みや酸味のなかに華やかさを感じられる深煎りとなっております。

HP:https://www.cafe-unizon.jp/
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