⼤⼈になってからの⼣⽅は、⼤抵忙しくてすぐに過ぎてしまい、
⽇が暮れたことさえ気づかないこともあります。
しかし、⼦供の頃の⼣⽅は違いました。
影が⻑くなったらそろそろ帰る時間、
でも遊びが楽しくてまだ帰りたくない。
友達に「バイバーイ！」と⾔って家路に着くと、
どこからともなく晩ご飯のいい匂い。
何かうまくいかないことがあってしょんぼり帰ってきても、
窓に明かりの灯った家を⾒れば⼼配事なんて忘れてしまう・・・
そんな平凡で平和な⼣暮れ時を思い返すたび、
私は不思議と幸せな気持ちでいっぱいになります。
本展ではそのような思いを、
⼣暮れの様々な景⾊に込めて描きました。

 

 

 

 

１．また日がくれる

 

 

 

２．あかりがともる

 

 

 

 

 

３．ゆうやけこやけ

 

 

４．いちばんぼし

 

 

５．まだかえらない

 

 

６．あしたはきっと打てる

 

 

７．ごはんだよ

 

 

８．下校のチャイム

 

 

９．夕映えのやま

 

 

１０．またあした

 

 

１１． ゆうひをおいかけて

 

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■profile

あやいろ
1991年生まれ
幼い頃より絵を描くことが好きで、現在のスタイルは独学で習得。語学を先行していた大学時代に海外の文化に多く触れていく中で、自分が生まれ育った土地、原点は自分自身と切り離すことはできないと考えるようになる。自らの故郷である日本の里山の土地にもう一度向き合い、作品作りを開始する。
今日実存する風景と自らの幼少期の記憶を織り交ぜた描写を通し、誰しもが持っているであろう子供の頃の思い出と、原風景や子供時代そのものが放つ独特の哀愁感を表現。近年では地方や昭和の風景、また子供そのものに焦点を当てたシリーズなども制作し、「原点」の追及の幅を広げている。古き良き純粋なものを守り続けたいという思いから、懐かしさと新しさの融合したPOPでノスタルジックな世界を展開し続ける。

 

■biography
̶ 個展
2023 “Memories of Summer” Contemporary Tokyo (東京)
2023 “Gifts from the Ancient Times” Galerie Zberro (パリ）
2022 “A Little Journey” Lighthouse Gallery (東京）
2022 “Southern Breeze” Galerie Ovo （台北）
2022 “Gifts from Heaven” The Waluso Gallery （ロンドン）

̶ アートフェア
2023 Art Market/OIL by 美術⼿帖（東京）
2023 神⼾アートマルシェ（神⼾）
2023 Focus Art Fair (ニューヨーク）
2023 ART SOLO 2023 (台湾）
2023 Art Central Hong Kong (⾹港）
2023 ⽇⽐⾕OKUROJIアートフェア（東京）
2023 LA Art Show (ロサンゼルス ）
2023 STUDY: ⼤阪関⻄国際芸術祭（⼤阪）
2022 ART021 (上海）
2022 ART@FUKUOKA (福岡）
2022 KIAF Seoul （ソウル）
2022 神⼾アートマルシェ（神⼾）
2022 アート釜⼭（釜⼭）
2021 Art Taipei（台北）

̶ 受賞・⼊選
2020 第37回 ザ・チョイス年度賞 優秀賞