【フェア】漆を味わう

アート｜フェア・展示

1F アート平台 2024年06月14日(金) - 07月24日(水)

京都発、新感覚の漆のうつわ

登山家界隈で浸透中の新商品、紙と漆（うるし）だけでできたエシカルなカップや、新しい漆のコーティング技術による「漆タンブラー」など、これまでありそうでなかった新感覚の漆器（しっき）が並びます。手触りや驚きの軽さなど、ぜひ不思議さを体感してみてください。

■浮漆 KOMLA（コムラ）
‘木叢(コムラ)’は、森を意味します。木から生まれた紙を基材にして、同じく木から採取した漆（樹液）を塗布しています。原料が天然素材にもかかわらず、水にも圧力にも強く、繰り返し洗えて使える機能性に満ちた紙コップです。
重さわずか14グラムと軽く、手のひらサイズでスタッキングしてもかさ張らず、アウトドアにもぴったり。紙漆の手触りや優れた特性をお楽しみください。

■真空漆 KISSUL（キッスル）
京都・西陣の老舗漆屋「佐藤喜代松商店」と共同開発した、新感覚の漆（うるし）タンブラー。日本古来からの漆の焼付け技法をステンレスタンブラーに応用し、陶器とも金属とも違う有機的な触感を実現しました。
“KISSUL（キッスル）” と名付けたのは、つくり手や使い手が共に “喫する” ことで始まるコミュニケーションを大切にしたいという想いから。
「漆」×「真空魔法びん構造」のハイブリッドで、保温・保冷機能はもちろん、漆ならではのやさしい口当たりと、天然の抗菌性に優れ、丈夫で食洗機にも対応するのが特徴。万が一傷がついても、漆で修理しながら使い続けることが可能です。 
黒、色漆 4色を展開。

【ブランド紹介】

COCOO（こくう）は「小さく豊かに暮らす」を哲学に、“心地よさ” の探究を試みる、京都ベースの「衣食住飾」にまつわる日用品ブランドです。目指すのは、快適さや温もりのこもったモノたちに囲まれた、華美でなくとも豊かな世界の実現。コア技術である魔法びん技術をはじめ再評価すべき技術の原石たちを掘り起こし、各地の匠たちと連携しながら、長く愛されるモノづくりを続けていきたいと考えています。